ゲームボーイ所有者は象徴的なデバイスを安全なハードウェアウォレットに変換できるように| NEXTMONEY

ゲームボーイを仮想通貨用の安全なハードウェアウォレットに

ゲームボーイの所有者は近日中にも自分のデバイスを仮想通貨用ハードウェアウォレットに変換できるようになることが分かった。

Announcing Game Wallet 👾

Turn any GameBoy into a secure offline cold wallet.

Sign up to be notified when sales start:https://t.co/t53Ee5Dcn0 pic.twitter.com/DjqqNI9R1T

— JOSΞPH 🍩 (@CupOJoseph) May 19, 2023

日本語訳：
ゲームウォレットを発表
あらゆるゲームボーイを安全なオフラインのコールドウォレットに変えます。

ゲームウォレット（Game Wallet）として知られるこのプロジェクトは、Web3スタートアップ企業Keyp出身の開発者ジョゼフ・スキアリッツィ（Joseph Schiarizzi）氏によって発表されたものだ。このイノベーションで、物理カートリッジを採用することでユーザーは、任天堂ゲームボーイデバイスのパワーを仮想通貨の安全なコールドストレージウォレットとして利用できるようになるという。

真のオフラインハードウェアウォレット

2023年5月19日（金曜日）に同氏は、年初から構想してきたプロジェクトを発表し、ゲームボーイの物理カートリッジを利用するコンセプトを導入した結果、ファームウェアのアップデートを必要とせず独立して動作する「真のオフラインのハードウェアウォレット」が誕生した。

同氏のイノベーション支援のため、同氏は1月に公開したツイートを共有し、キャラクターがシードを生成できるゲームボーイを紹介し、この取り組みの可能性を示し、Twitterスレッドを通じて次のように語っている。

そこで私たちは、ゲームボーイをコールドストレージウォレットとして使用し、ニーモニックフレーズを生成してオフラインで安全保存できる、実際の物理的なカートリッジを製造しているところです。ファームウェアのアップデートは一度もありません。キーを生成するためのランダム性は、プレイヤーが世界を歩き回り、RPG スタイルで楽しいクエストを完了することによって導入されます。

ゲームボーイ機能の限界押し上げに挑戦

1989年4月に遡ると、任天堂はゲームボーイとして知られる8ビットの携帯ゲーム機を日本で発売し、その後時は流れて2021年3月、あるYoutuberがゲームボーイの機能の限界を押し上げることを決意。

stacksmashing「Mining Bitcoin on the Game Boy」より動画引用

※動画は全編英語で放映されており、日本語訳が必要な場合は、画面右下に表示されている「字幕」アイコンをクリック。次に、右隣に表示されている「設定」アイコンをクリックし、表示されたメニューのなかから、「字幕」⇒「自動翻訳」⇒「日本語」の順に設定することで大まかな日本語訳が表示されます。

象徴的なデバイスを使用してビットコイン（Bitcoin/BTC）をマイニングするという大胆な偉業を紹介するビデオを公開した。しかし、ゲームボーイの控えめな処理能力は、今日の最先端のマイニング装置と比較すると見劣りすることがすぐに明らかになった。さらに別の人物は、2013年に同様の事業に着手し、NES （Nintendo Entertainment System）マイナーを開発した。

実用性のあるものに見劣り

ゲームボーイとNESを使ったマイニング実験はどちらも興味深いものの、実用性のあるものと比較すると見劣りしている。

ゲームウォレット専用サイトも開設されており、訪問者にサインアップしてカートリッジの初期バッチの入手可能性に関する最新情報を入手するよう呼びかけている。このサイトでは、デジタル資産を保護するためのオフライン機能の重要性をさらに強調されており、ゲームウォレットサイトには次のように記載されている。

物理的にインターネットに接続できないデバイスは、本質的により安全です。仮想通貨が存在する前に作成され、デジタルフィッシングによる攻撃が不可能で、20年間棚に眠っていたデバイスの方がさらに優れています。

ゲームウォレットニュースは、レジャー（Ledger）の新サービス「Ledger Recovery」に対する最近の批判を受けて発表されている。なお、ゲームウォレットサイトによると、同氏のプロジェクトでは、任天堂のコンソールやゲームに使用されているアセンブリプログラミング言語が利用されており、同サイトには次のように記載されている。