ドージコインの二酸化炭素排出量削減でより環境に優しい通貨に
2番目に大きいPoW（Proof of Work）ブロックチェーンであるドージコイン（Dogecoin/DOGE）は、マイニングによる炭素排出量の削減に向けて大きく前進し、より環境に優しくなった事が分かった。
#Dogecoin carbon emissions down by 25% following Elon Musk collaboration #DOGENEWS pic.twitter.com/L1DNt3J4S4
— Crypto Daily Trade Signals (@cryptodailyTS) January 18, 2023
ドージコインの二酸化炭素排出量は、イーロン・マスク氏とのコラボレーションにより25%削減しました。
メディアによる最新調査によると、ドージコインは2022年、10,000,000件を超える取引を記録。主要デジタル資産であり、全仮想通貨のトップに君臨し続けるビットコイン（Bitcoin/BTC）の40分の1以上の電力を使用していた。DOGEは排出量を相殺するために7,117本の木を消費し、対してBTCは25万本以上が消費されている。
イーロン・マスクはDOGEがBTCより適していると主張
ドージコインの二酸化炭素排出に関する議論は、2021年にドージコインの父を自称するイーロン・マスク（Elon Musk）氏がビットコインが電力に与える影響が大きすぎると公に批判して以降、しばらく市場がこの話題でにぎわっていた。
Working with Doge devs to improve system transaction efficiency. Potentially promising.
— Elon Musk (@elonmusk) May 13, 2021
DOGE開発者と協力して、システムトランザクションの効率を向上させます。潜在的に有望です
さらに同氏は、DOGEがテスラ関連の取引に”より適している”と言い、ドージコインへの愛情を表明している。2021年の大規模な強気相場の間に同氏はDOGE開発者と協力して、システムトランザクションの効率化に取り組み、暗号ゲームの著名なプレーヤーは、イーサリアム（Ethereum/ETH）創設者であるヴィタリック・ブテリン（Vitalik Buterin）氏がPoS（Proof Of Stake）への移行を提案するなど、ドージコインの炭素消費量を削減する提案をしている。
DOGEのグリーンウィーク2連覇
ドージコインはまだ0.10ドルのキーレベルを回復していない。
これは、DOGEが0.14ドルの価格帯に急上昇した際、マスク氏のツイートが大いに貢献している。しかし、過去2週間で22.4%という印象的な上昇を見せ、主要なメメコインの状況は明るいようにもみえる。
過去24時間で2.7%上昇したドージコインは、2週目に2桁の急上昇を記録し、新年に向けて完璧な有利なスタートを切ったと主張している。ドージコインの成功は、仮想通貨の急速な小売導入と密接に絡み合っているだけに、今後もDOGEの値動きからは目がはなせそうにない。
