Waves創設者が新ステーブルコインUndepeggableを発表
2016年に設立した分散型アプリケーションプラットフォームWaves(ウェーブス)の創設者であるサーシャ・イワノフ(Sasha Ivanov)氏は、Wavesが支援するニュートリノドル (Neutrino USD /USDN)がペグを確保できなかったため、”修正不可能”という意味が込められた新ステーブルコイン「Undepeggable(アンデペガブル)」の立ち上げ計画をTwitterを通じて発表した事が分かった。
To avoid misunderstanding: $usdn will do fine.
It’s just it’s time to create a protocol more attuned to the current market conditions. It will be easier to stabilize usdn first and launch the new protocol after.
So guys pls save your breath, waves is not going to zero lol.
— Sasha.waves (@sasha35625) December 20, 2022
誤解を避けるためにUSDNで十分です。
現在の市況により適したプロトコルを作成する時が来ました。最初にUSDNを安定させてから、新しいプロトコルを開始する方が簡単です。
だから皆さん息を止めてください、Wavesはゼロにはなりません笑。
新ステーブルコインは「解読不能」に
Wavesは以前、エコシステムに重大な「苦痛」を引き起こしたと主張する中央集権的なエンティティによる「誤報」を非難。公式Twitterによると、イワノフ氏は新しいステーブルコインは「解読不能」になると誓っている。
イワノフ氏はまた、「以前に動いているUSDNの状況解決計画」があることを明らかにしたものの、同計画のタイムラインに関する詳細は現段階で提供していないほか、今後のステーブルコインの性質も明らかにされていない。今回の発表は、Wavesブロックチェーンエコシステムに支えられたアルゴリズムステーブルコインであるUSDNが、2022年初めに数回ドルからペッグ解除された後に行われている。世界最大規模の独立型仮想通貨データアグリゲーターであるCoinGeckoのデータによると、USDN は新たな下落を記録した後、12月22日14:犯時点の価格は1USDN=65円(0.50ドル)前後で取引されている。
今回の発表により、韓国のトップ取引所はWAVESトークンに対して警告を発するようになり、その価値の変動についてもスキャナーの下に置かれる事となった。また、韓国の5つの主要仮想通貨取引所Upbit(アップビット)、Bithumb(ビッサム)、Coinone(コインワン)、Korbit(コルビット)、Gopax(ゴパックス)で構成される自主規制団体DAXA (Digital Asset Exchange Association:デジタル資産取引所協会)は、プラットフォームに対する調査を開始。その後まもなく、Waves は 2 つのトークンの関係に関する「深刻で明らかに有害な誤解」を緩和するために調査に協力していることを確認した。