JPモルガンは現在の仮想通貨市場は底入を主張

JPモルガンは現市場の底打ちを主張

JPモルガン(JP Morgan Chase & Co.)は、ジェイミー・ダイモン(Jamie Dimon)会長によるビットコイン批判の過去の記録にもかかわらず、最近は仮想通貨応援姿勢に転じており、現在の市場の不確実性の中で同社は、市場が底を打った可能性があると主張していることが分かった。

JP モルガンのアナリストは仮想通貨市場の現状をレビューし、CNBCの報道によると、過去数週間で仮想通貨市場が「底を打った」と主張。アナリストは、LUNA崩壊と3AC(Three Arrows Capital)の大失敗によって終焉を遂げており、これらが仮想通貨の冬の背後にあることから、JP モルガンは仮想通貨がここからさらに急上昇する可能性があると考えているとのこと。

同社は、強気相場からの最近のカムバックの 2 つの可能性のある触媒を強調しており、1つ目は、LUNA、3AC、Voyager Capitalの問題の影響が薄れていることで、アナリストは次のように語っている。

助けになったのは、テラ(Terra/RUNA)の崩壊による新たな伝染がより限定的になったことだと私たちは考えています。

2つ目は、来るべきイーサリアム・マージ(Ethereum Merge)をめぐる誇大宣伝である述べており、彼らは、RopstenとSapoliaのテストネットの展開が成功したことは、The Mergeの差し迫った現実を示していると指摘している。

ダウンしている現在の仮想通貨市場

JPモルガンのアナリストによるコメントは、市場が弱気派からの強い反発に直面している時に公表されており、短期間の上昇については、最近障害にぶつかって生じたものであり、資産は過去数日間に見られた安値まで急落しているとのこと。

8月11日(木曜日)16時半時点でのビットコイン(Bitcoin/BTC)価格は、CoinMarketCapの調べによると、1BTC=325.6万円(24,600ドル)前後で推移しており、前日同時刻比+7.16%1週間で+6.53%、時価総額は62兆円を超えている。

残りの仮想通貨に目を向けてみると、イーサリアム(Ethereum/ETH)が前日同時刻比+12.53%、リップル(XRP)が前日同時刻比+5.38%、ソラナ(Solana/SOL)が前日同時刻比13.69%となっているほか、多くが24時間内での上昇を果たしていなお、7月の米国CPIデータレポートでの下落関連ニュースは、市場を悪化させる可能性があり、同発表にも注目が集まっている。

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