ヘビー級チャンピオンのタイソン・フューリーがFlokiInuの宣伝で批判に直面

世界王者がフロキイヌの宣伝で批判に直面

2度の世界ヘビー級王者に輝いた実績を持つ英国人ボクサーのタイソン・フューリー(Tyson Fury)氏は、人気ミームコインのフロキイヌ(Floki Inu/FLOKI)を宣伝したことで非難されていることが分かった。

日本語訳:
FLOKIが世界中で強力なパートナーシップを確立していると私が言うとき、私を信じてください。RealFlokiInuが次に何をするかがわかるまで待ってください!仮想通貨市場は、私たちのようなプロジェクト、チーム、ビジョンを待っています! FLOKIバイキングであることを誇りに思います!

自称「DOGEキラー」のFloki Inuは、人気の英国人プロボクサーであるフューリー氏を雇い、Twitterで200万人のフォロワーにFLOKIを宣伝。同氏のTwitterに投稿された短いプロモーションビデオには、世界ヘビー級王者が脚本を読みながらブランドのFLOKIパーカーを着用しており、フォロワーにFLOKIに参加するように促している。

フューリー氏は、たどたどしい発音でFLOKI絵尾宣伝した後、熱狂的な「Valhalla(ヴァルハラ)」という叫び声でビデオを締めくくっている。このValhallaは、Floki Inuのフラッグシップユーティリティ製品であり、まだ開発中のプレイトゥアーンNFTゲームメタバースを特徴としている。同氏による今回の投稿動画は、現在開発中のメタバースを指している可能性がある。

宣伝はユーザーにうまく伝わっていない

フロキイヌを宣伝しようとしたフューリー氏の試みは、Twitterの仮想通貨ユーザーには上手く届いていない。

同氏の投稿に対し、ユーザーは、彼が推進しているプロジェクトに真の関心がないことをすぐに指摘し、プロジェクトの名前と用語を発音するのに苦労したことからも明らかであると批判された。一部ユーザーは、パフォーマンスを「恥ずかしい」および「非常に悪い」と述べ、あるユーザーは、同氏がエージェントを解雇する必要があるとさえ示唆している。英国を拠点とする仮想通貨取引所CoinCornerの(Danny Scott)CEO(最高経営せ金者)も、ファンを「お金を失うことに」押し込んだことでフューリー氏を糾弾した。

繰り返される有名・著名人の仮想通貨プロモーション

有名人・著名人、スーパースターが世界中の視聴者に仮想通貨投資を促進したことで非難されたのはこれが初めてではない。

2018年に、NEXTMONEYの特集記事「SEC(米証券取引委員会)がフロイド・メイウェザーの関わってるICOを詐欺と主張!」、「米SECは、メイウェザー氏とDJキャレド氏の2人に対して起訴・罰金を求める」で報じたように、アメリカのボクシングチャンピオンであるフロイド・メイウェザー(Floyd Mayweather)氏は、不正なICO(Initial Coin Offering=新規仮想通貨公開)を促進したとしてSEC(米国証券取引委員会)とトラブルに見舞われている。メイウェザー氏はその後、デジタルと非デジタルの両方の証券を3年間宣伝しないという合意に署名し、30万ドル(約3,400万円)を超える罰金を支払うことで終息させている。

最近では、11月26日付の当NEXTMONEYの特集記事「サッカーのスーパースター、アンドレス・イニエスタがBinanceの宣伝で警告」で報じたように、スペインの規制当局は、伝説的なサッカー選手のアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)氏がBinanceを称賛しているSNSを投稿。イニエスタ氏に居る仮想通貨投資への促進に対して規制当局は賢明ではないと警告した。

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