アームストロング氏が将来のCoinbase収益を予想
本日4月14日(水曜日)、ナスダックに直接上場を果たしたCoinbaseのブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)CEO(最高経営責任者)は、同社の非トレーディングビジネスが将来の収益の50%以上を占める可能性があると述べた。
"We haven't seen any margin compression yet, and I actually wouldn't expect to see it in the short and the mid term," says @Brian_Armstrong. "Longer term, yes I do think there could be fee compression just like in every other asset class out there." $COIN pic.twitter.com/zc6iJYJJam
— Squawk Box (@SquawkCNBC) April 14, 2021
水曜日のCNBCとのインタビューで、アームストロングCEOは、同社の非トレーディングビジネスが長期的に大幅に成長すると予想。Coinbase Earn、デビットカード、ステーキング、機関投資家の管理などの企業が、今後5年または10年で50%以上を占める可能性があると語った。現在、Coinbaseの仮想通貨取引きビジネスが主要な収益貢献者で、2020年の取引手数料はCoinbaseの総収益の86%を占めており、アームストロング氏は、インタビューの中で、次のように語っている。
(Coinbaseは)マージンの圧縮はまだ見ていません。実際、短期的および中期的に見られるとは思っていません。長期的には、他のすべての資産クラスと同じように、手数料が圧縮される可能性があると思います。
将来を見据えた企業戦略
Coinbaseは企業将来を見据え、非取引の収益源への投資を開始している。
これに関してもアームストロングCEOは、多くを語らなかったものの、将来的には安定した予測可能な収益を提供することを期待していると述べている。本日付のNEXTMONEYの特集記事「Coinbaseリスト、ビットコインブームの中でナスダックにスポットライト」で触れたように、同社は本日付でナスダックに上場される予定だ。これについてもCEOは、同社の直接上場が仮想通貨市場にとって“画期的な瞬間”と見なされることを望んでいると語ったほか、ビットコインとコインベース株の両方に投資することについて、素晴らしいアイデアで、良い賭けになる可能性があると述べた。さらに、同社が運営する仮想通貨取引所に関しては、特定の仮想通貨に縛られることはなく、現在、100銘柄を超える仮想通貨を上場しており、今後その数は増えると語った上で最後に次のように述べている。
私たちは人々がこの新しいテクノロジーにアクセスして使用する事を支援し、仮想通貨市場とともに成長すると思います。私たちは、基礎となるレールとの統合に至るまで、顧客との関係を所有しています。
記事参照:The Block