リップルは11月以降、50以上の金融機関を決済プラットフォームが採用

リップルは11月以降、50以上の金融機関を決済プラットフォームが採用

リップルの南アジアおよびMENA地域のマネージングディレクターであるNavin Gupta氏は、ブロックチェーンのユースケースと2020年のこれまでの進捗状況を説明する1時間のYouTube動画を掲載した。スタートアップエグゼクティブから提供されたデータによるとリップルは現在、UAEのRakBankや英国のTransfer Goなど350以上のパートナーが存在し、過去7か月間リップルは50を超える金融機関を決済プラットフォームに採用されているとのこと。

Navin氏は「リップルは、生産されている世界最大のブロックチェーン企業の1つです。私たちのテクノロジーを毎日使用している金融機関は約350あります。」と述べており、リップルの目的は金融システムが直面するレイテンシとスピードの問題を減らし、ユーザーがメールを送信するのと同じ速さで送金できるようにすることであるようだ。さらに、各トランザクションのコストを数セントに最小化し、国際送金システムによって請求される法外な手数料を抑制することで、国際送金に革命を起こすことができると考えているとのこと。

Navin氏は「お金があれば、多くの摩擦があります。お金が国際的な国境を越えて移動するときに費やされる手数料は約1.6兆ドルとされています。また、国際的に送られる合計金額は約27兆ドルほどです。」と送金システムが現在直面している問題について説明した。

世界中で、リップルが競合している支払いプラットフォームにはSWIFT、UBS、PayPalなどのグローバル決済サービスがあり、Rippleはこれらに打ち勝ち、王位を奪うことを目的としている。その中で、暗号業界全体の将来について、Navin氏はマイクロペイメントは、今後2〜3年で巨大なユースケースになるとし、現在のデジタル通貨のほとんどは、実際のユースケースを構築しなければ消滅するだろうと語った。

リップルなどのブロックチェーンテクノロジーは、サードパーティを必要とせずにアカウントを調整するなど、レガシー金融システムの会計と信頼の問題に対するソリューションとして注目を集めているようだ。