Phantom WalletがGoogle Playチャートのトップに
最新のデータによると、Phantom Wallet（ファントムウォレット）は2024年4月に推定77万回ダウンロードされ、ソーシャルメディア大手FacebookやOpenAIの言語モデルChatGPTを上回った事がわかった。
ソラナ（Solana）ブロックチェーン用に設計された仮想通貨ウォレットPhantom Walletは、Google Playストアの米国ランキングでこれらの大手を追い越し、人気が急上昇している。
Solana中心から複数の仮想通貨を扱う大国へ
もともと Solana（SOL）トークン保有者に対応するために立ち上げられたPhantom Walletは、戦略的にリーチを拡大。
We hit a new milestone!
7 MILLION MONTHLY ACTIVE USERS 🤯🎉 pic.twitter.com/p4Tpjut6kZ
— Phantom (@phantom) April 29, 2024
新たなマイルストーンを達成しました!
月間アクティブユーザー数700万人
現在ではビットコイン（Bitcoin/BTC）、イーサリアム（Ethereum/ETH）、ポリゴン（Polygon/MATIC）など、主要仮想通貨をサポートし、仮想通貨愛好家のためのワンストップショップへと変貌を遂げている。Phantomは現在、無料ダウンロード部門でCash AppとSnapchatに次ぐ11位にランクされている。この変化は、ユーザーがさまざまなブロックチェーン間をシームレスに移動できる、暗号エコシステム内の相互運用性に対する需要の高まりを反映している。
アクティブユーザーの急増は暗号の成熟の兆候か
ダウンロード数の急増は単なる数字のゲームではなく、Phantom Walletは4月に700万人を超えるアクティブユーザーを誇り、これは主流の仮想通貨採用の兆候と解釈する人もいる。
DeFi（分散型金融）アプリケーションが注目を集める中、Phantomのようなユーザーフレンドリーなウォレットは、新たな金融フロンティアを探求しようとする人々にとって重要なゲートウェイになる。また、コミュニティは憶測で騒がれており、Phantom Walletの人気の高まりは、SolanaのネイティブトークンであるSOLに対する楽観的な見方を引き起こしている。支持者たちは、ウォレットの使用急増はSOLの強気トレンドの潜在的な指標であり、Solanaブロックチェーンに対する投資家の信頼が高まっていることを示唆していると考えている。
PhantomがBitskiを買収
Phantomの人気の高まりは、Web3ブラウザー拡張機能であるBitski https://www.bitski.com/ の買収と一致しており、Bitskiの技術を統合することで、Phantomのユーザーエクスペリエンスへの取り組みを強調している。
Phantomはオンボーディングプロセスを合理化し、ユーザーが複雑な秘密鍵とシードフレーズを管理する必要性を排除することを目指している。これは、特に仮想通貨ウォレットの技術的側面に恐れを抱いているユーザーを引き付けるためのゲームチェンジャーとなる可能性がある。Bitskiの買収は、Phantomの将来のビジョンを示唆。Bitskiとのコラボレーションにより、PhantomはSolanaベースのDapps（分散型アプリケーション）内に埋め込みウォレットを開発する予定だ。これにより、ユーザーはアプリケーションを離れることなくDappsと直接対話でき、よりスムーズで直感的なユーザーエクスペリエンスが実現する。
