Aavegotchi(GHST)が史上最高値を更新=メインネット立ち上げとNFT販売が後押し

Aavegotchi がメインネット立ち上げで史上最高値を記録

Aavegotchiがメインネットを立ち上げ、1分足らずで完売したNFTセールを実施したことにより、GHSTの価格が史上最高値を記録したことが明らかになった。

CoinMarketCapより画像引用

CoinMarketCap の調べによると、AavegotchiのガバナンストークンであるGHSTの価格は、コミュニティが最初のNFTセールを実施してから、3月1日の1.36ドルから3月2日の史上最高値の1.86ドルに35%上昇した。Aavegotchiがメインネットを立ち上げた際、同プロジェクトは最初の「ポータルドロップ」を実施しているが、各ポータルは100GHSTで販売されており、需要が非常に高かったため、10,000のポータルが1分以内に売り切れている。

GHSTが史上最高値を更新した理由としては、Polygonネットワークへの移行、NFT販売の成功、および今後のメインネットの立ち上げに対する期待感が反映されていると考えられる。また、ライトコイン(Litecoin/LTC)の作成者であるチャーリー・リー(Charlie Lee)氏が現在、NFTへの関心の急上昇を2017年のICOバブルと比較しているように、NFT(代替不可能なトークン)は急速に仮想通貨市場で高い関心が寄せられている。NFTの関心の高さは、当NEXTMONEYの特集記事「NFT(非代替可能トークン)がイーサリアム会議でライトを浴びる」、「2021年に爆発的な成長を遂げたNFT市場」でも報じている

DeFiとNFTの波に乗ったAavegotchi

Aavegotchiは、DeFiとNFTブームをうまく活用したプロジェクトの一つであり、このプロジェクトは、Aaveとの連携により、価値のあるNFTの作成にも焦点を当てている。

というのも、「DeFiプロトコルAave、NFTブロックチェーンゲームAxieInfinityとパートナーシップ締結」で報じているように、Aavegotchisは、ゲームと収集の要素を組み合わせ、デジタル収集品を実際の価値に結び付けるように設計されており、NFT内でロックされたaTokenの値を抽出するには、その過程でAavegotchiを破棄する必要があるため価値の担保も行われている。

さらに、ほとんどのNFTプロジェクトはWeb2.0サーバーまたはInterPlanetaryFile Systemを利用して作られているが、Aavegotchiは独自のブロックチェーンを作成することで、各GHSTトークンに固有の特性、および視覚要素をブロックチェーンに永続的に保存できるようになり、収集可能性と長期的な価値の保存を可能にしている。

NFT(非代替可能トークン)がイーサリアム会議でライトを浴びる

2021.02.15

2021年に爆発的な成長を遂げたNFT市場

2021.02.16

DeFiプロトコルAave、NFTブロックチェーンゲームAxieInfinityとパートナーシップ締結

2020.11.09