SushiSwap、完全オープンソースのMITバージョンアップV3の準備が整う

SushiSwap が完全オープンソースのV3ノ準備が整う

SushiSwapは、資産をスワップ、ローン、およびオプションで利用できるようにするため、オープンソースのMITライセンスの下、独自のV3 (※1)の準備ができていることを明らかにした。
(※1)V3とは、SushiProtocol(スシ・プロトコル)V3(Mirin:みりん)と呼ばれるバージョンアップを指す

Uniswap作成者のヘイデン・アダムス(Hayden Adams)氏は、SushiSwapは、資産をスワップ、ローン、およびオプションで利用できるようにする独自のV3を開発したことをツイッターで報告。トレーダーによると、SushiSwapのV3はその価格の触媒として機能することができるとのこと。

SushiSwapV3「Mirin」の概要

CoinMarketCapより画像引用

CoinMarketCapの調べによると、4月12日18時半の時点でのSUSHI価格は、1SUSHI=1,590円前後で推移しており、前日同時刻比で1.25%の+だが、週間で見ると2.20%のマイナスにとどまっているが、前日同時刻比で1.25%のプラス成長で、時価総額も2,024億円を超えている。

ビジネスソースライセンス1.1に基づくUniswapのV3リリースとは異なり、Uniswapクローンとして開始されたSushiSwapは、完全にオープンソースのMITライセンスでV3バージョンが作られる予定だ。NEXTMONEYの特集記事「SushiSwap、3カ月で3,000%の大幅上昇|新プロジェクトMISOを発表」で報じたように、SushiSwap V3バージョンは“みりん”と呼ばれており、「日本料理のソースを作るために使用されるみりんのようなもの」と比喩され、これまでの機能にアクセントを加えるような機能が追加される。実際、V3ではすべてのペアに1つのパブリックプールと複数のフランチャイズプールを含めることができ、流動性プールの作成者向けに資本効率を最大化するための機能であるとのことだ。また、ステーブルコインのために微調整されている「任意加重一定積」と「一定積+合計モデルの混合」の2種類の新しい曲線モデルが追加される予定で、より柔軟な選択が可能になる。

2021年1月に公表されたロードマップによると、4月下旬までに行われると推定されるテストカバレッジ、ガスの最適化と内部監査は5月中旬までに完了する予定であり、5月末までにローンチされる予定であることも明らかになった。

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2021.02.05