「金」と「ビットコイン」を比較したレポート|買いシグナルの「ゴールデンクロス」が形成=TradingViewアナリスト

「金」と「ビットコイン」を比較したレポート|買いシグナルの「ゴールデンクロス」が形成=TradingViewアナリスト

仮想通貨の代名詞とされるビットコイン(BTC)は、「金」という金融市場と同様の道をたどるかもしれない。

株式や仮想通貨など、様々な金融市場のチャートや分析を提供するTradingViewのアナリストはTradingShot と呼ばれる分析にて、「GOLD to BTC: “Don’t miss this bull, we’re just getting started!”(ビットコインと金:“この強気を逃さないでください。我々は始まったばかりです。”)」と題した、これまでの「金の市場」と「仮想通貨の市場」を比較したレポートを発表した。

ますはじめに説明された比較は、これまでのチャート形成が金の市場と非常に似ており、MA50(50日移動平均線)が、MA200(200日移動平均線)を上回ることで形成される「ゴールデンクロス」が形成され、以前の金価格の暴騰を彷彿させている。

このチャート形成やゴールデンクロスについてアナリストは「完璧な買いシグナル」と表現し、ビットコインの上昇に大いな期待感と自信を覗かせている。

次の画像では、現在のビットコインが、市場が成熟している「金市場」のどの部分にさしかかっているのかを表している。上記の画像では、すでにビットコインが買いのシグナルが発生していることが示されているようであり、大きな上昇に向けた期間の最中のようだ。

また2枚目の画像では、MA50(50日移動平均線)とMA200(200日移動平均線)によって形成されるゴールデンクロスが、過去にどのようなタイミング現れたのかが示されており、2017年年末の仮想通貨の急上昇の際のゴールデンクロスと、2018年の仮想通貨大暴落の際のデッドクロスの後に発生する、本当のゴールデンクロスによる上昇がもうする到来するようだ。

しかし、金と仮想通貨を比較したアナリストは、今回比較した時間枠がビットコインの方が短く、何世紀にもわたって導き出されてきた結論に全てが影響するわけではないと説明している。

また、今回の比較で強調したい部分について「ビットコインを長期投資としてみなすことが重要である」と説明しており、金の市場と同様の取引心理学に過ぎないと説明している。