アメックス、機関投資家向けプラットフォームへ投資

アメリカン・エキスプレス(AmericanExpress)が機関投資家取り込みに向けて動く

通称アメックスとして親しまれているアメリカン・エキスプレスのベンチャーキャピタル部門であるAmericanExpress Venturesが、機関投資家向け仮想通貨取引プラットフォームFalconXへ投資していたことがFalconXプレスリリースによって分かった。

今回の投資は、今年5月に発表されたFalconXの1,700万ドルのベンチャー投資ラウンドに続いて行われるものの、両社とも投資規模を明らかにしていない。このラウンドには、Accel、Accomplice VC、Avon Ventures、Coinbase Ventures、Fenbushi Capital、Flybridge Capital、Lightspeed VenturePartnersの参加が含まれていたことが判明している。American ExpressVenturesのグローバルヘッドであるハルシュル・サンギ(Harshul Sanghi)氏は次のように語っている。

FalconXは、発見と価格設定をすべて1か所で提供するプラットフォームを通じて、ますます複雑化するデジタル資産スペースにシンプルさをもたらすのに役立っており、AmexVenturesは、決済エコシステムの新たな分野をよりよく理解する方法として投資しています。FalconXがデジタル通貨を含むデジタル資産分野のイノベーションを推進し続けていることを嬉しく思います。

FalconXプラットフォームは急成長

FalconXは投資の発表と並行し、5月の投資ラウンド以降の収益が350%増加。機関投資家の顧客が150%増加したことを明らかにした。同社によると、プラットフォームのトランザクション量は3倍の月額約30億ドル、3,000億円に達し、11月の新しいFalconXクレジットサービスのトランザクション数は10億ドル、1,000億円を超えたとのことだ。サンギ氏は、Amex Venturesはスタートアップに投資して、決済エコシステムの新たな分野を常に把握していると述べている。

仮想通貨への制度的関心が高まるにつれ、FalconXは市場への参入を検討している企業向けの主要なプラットフォームとして浮上し続けている。FalconXのラグーヤラガッダ(Raghu Yarlagadda) 共同創設者兼CEO(最高経営責任者)はリリースで次のように述べた。

最近のマクロ経済政策(※1)により、仮想通貨をインフレヘッジとして追加している従来の資産運用会社からの関心が高まっています。FalconXの製品提供の拡大に引き続き投資しているため、American ExpressVenturesを歓迎することは大きな喜びです。

(※1)マクロ経済政策とは、個別の経済活動を集計した一国経済全体を扱うもので、市場の失敗に対して政府が対処する政策には、個々の産業に対する規制や課税、補助金等の政策や、福祉・労働等の社会政策がある。不況を防ぐことによって十分な総雇用を維持し、一般物価を安定させることも経済政策の重要な役割であり、これがマクロ経済政策と呼ばれている。

2020年6月、FalconXは、PayPalが支援するスタートアップTRM Labsとパートナーシップの締結を発表している。このパートナーシップの締結によって、トランザクションをリアルタイムで監視し、プラットフォーム上で発生する可能性のあるマネーロンダリングやその他の違法行為に関する洞察を提供している。

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