米CME、イーサリアム先物を2021年春から開始
米CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は2021年、イーサリアム(ETH)先物を開始することを発表した。TheBlockが報じた。
報道によると、イーサリアム先物は規制当局の承認を条件として2021年2月8日より開始する予定だという。またビットコイン先物同様に現金で決済され、同社のCFイーサ・ドル参照レートに基づいている。
ビットコインの先物とオプションの成功を受けて、CMEグループは2月に取引可能なクリプトカレンシーのリスク管理ソリューションにエーテル先物を追加する予定です。
2017年にビットコイン先物取引を開始したCMEは、ビットコイン先物をローンチして以降、CMEのビットコイン先物取引は順調に取引量を増やし、CMEのビットコイン先物が、史上最高を記録。今年の6月中旬には、わずか1カ月で総建玉が10倍に増加している。
また同社のビットコイン先物契約の建玉は今年12月時点で、10億ドル以上に達しており、これは仮想通貨市場において最も大きな先物市場の1つとなる。