中国マイニング大手カナン社、IPOが正式決定 =米国初の快挙|1億ドルの資金調達を実施
中国大手ビットコインマイニング企業であるCanaan(カナン)社は、米ナスダックの新規株式上場(IPO)の申請が米証券取引委員会(SEC)より承認され、2020年11月20日の上場が決定した。Renaissance Capitalの報道で判明したカナン社のIPOは、米国の株式市場において、初のマイニング企業としての上場となる。
また報道によると、カナン社が実施するIPOは「9〜11ドル」で価格を設置し、IPOを通じた資金調達額にて、1億ドルの資金調達に設定したようだ。この資金調達額は、当初予定していた金額(4億ドル)より少ない設定となった。
世界最大のマイニング企業Bitmain(ビットメイン)社に次ぐ、世界第二位のASICメーカーとして、世界のビットコインマイナーシェアの約22%を獲得しているカナン社は先月末、ナスダックへの株式公開企業としてリストされていることが各国で報道され、明らかになった。
さらには、世界最大の仮想通貨のマイニング企業であるビットメイン社も現在、再びIPO(新規株式上場)を米証券取引委員会(SEC)へと密かに申請していることをが報じられている。しかし、今回のカナン社のIPOの発表は、世界最大のマイニング企業であるビットメイン社を大きく追い越すことになるかもしれない。
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