【速報】ビットメイン社、密かにIPOを再申請=スポンサーはドイツ銀行
世界最大の仮想通貨のマイニング企業であるBitmain(ビットメイン)社が、再びIPO(新規上場)を米証券取引委員会(SEC)へと密かに申請していることをが、TheBlockおよびTencent Newsの報道によって明らかになった。また、ビットメインのIPO申請スポンサーはドイツ銀行であるという。
詳細な金額は明らかになっていないが、今回のIPOによる資金調達は前回のIPOとは大きく異なり、約3億ドルから5億ドルと、資金調達額を大幅にダウンして実施することになりそうだという。
ビットメイン 社は今年3月、申請しているIPO(新規上場)が、3月25日付けで6ヶ月の有効期限を経過したことが明らかになった。また、有効期限の超籠、ビットメインは内部文書にて、「内部組織を再構築していく」という考えを示していた。さらには、IPOについても「現在申請しているIPOは有効期限を経過するが、上場に関しては将来、適切な時期に再開される予定である。」とコメント、IPOに意欲的な姿勢を見せていたのだ。
世界第2位のマイニング企業もIPOを申請中
ビットメインは先日、同社の元CEOのJihan Wu氏から社内全員にメールが送られ、「誰も彼から命令を受けたり、彼の会議に出席したりしないでください」という内容のメールが送信されたことが、仮想通貨投資会社プリミティブ・ベンチャーズの創業メンバーであるDovey Wan氏のTwitter投稿によって明らかになった。
また、ビットメインに続く世界第2位の規模を誇る仮想通貨マイニング企業Canaan Creative(カナン)社は今月28日、米国証券取引委員会(SEC)に4億ドルの資金調達を申請。ナスダックへの株式公開企業としてリストされていることが明らかになった。
今回のビットメインの申請が本当であれば、世界第1、2位のマイニング企業が同時にSECへとIPOの申請を行ったことで、両者の今後の未来が明暗がわかれるかもしれない。
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