中国人民銀行、“デジタル通貨は発行していない”と公式声明
中国の中央銀行である中国人民銀行は(PBoC)は13日、独自のデジタル通貨について、「(デジタル通貨を)発行しておらず、取引を行うための資産取引プラットフォームも承認していない」ことを正式に発表した。また現時点でのデジタル通貨の進捗について、研究とテストの段階にあることを明らかにしている。
中国人民銀行は(PBoC)によって、正式発表された内容は以下の通りである。
1、中国人民銀行は、法的デジタル通貨(DC / EP)を発行しておらず、取引を行うための資産取引プラットフォームを承認していません。中国人民銀行は、2014年から合法的なデジタル通貨の研究を続けており、現在も研究とテストのプロセスにあります。市場取引「DC / EP」または「DCEP」は、違法に設定されたデジタル通貨であり、法的デジタル通貨の発行時間は不正確です。
2、いわゆる合法的なデジタル通貨発行の現在のネットワークと、中国人民銀行の名義で資産取引プラットフォーム上で「DC / EP」または「DCEP」を不正に開始する個々の機関は、詐欺およびピラミッドスキームを含み、一般の人々にリスクを提起するよう求めます。利益への損害を防ぐための、偏見のない信頼できる意識。
中国デジタル通貨は年内に発行可能?
上記の発表でもあるように、未だに発行されていないデジタル通貨は、テストと研究段階にある。さらには今後の発行に関する予定についても明らかにされておらず、2019年までの発行は難しいかもしれない。
実際に、中国人民銀行(PBoC)の決済局元次官である穆長春氏は今月12日、デジタル通貨について、「人々の情報を完全に制御するのではなく、取引に必要な匿名性を提供する」とコメント。通貨事態の機能についても曖昧なままである。
しかし、世界最大の電子機器受託生産会社、フォックスコン・テクノロジー・グループの子会社にあたる投資企業、HCMキャピタルの設立パートナーであるジャック・リー氏は、「中国人民銀行は中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行準備ができており、2~3カ月以内にローンチする」と予想。多くの情報がリークされており、中国をはじめとする世界各国で情報が錯誤している。
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