Galaxy Digitalが独自マイナー金融サービスを開始
マイク・ノボグラッツ(Mike Novogratz)氏率いる米国仮想通貨投資会社のGalaxy Digital(GLXY)が、独自のマイニングオペレーションおよびマイナー金融サービス事業を開始した事を発表した。
2020年10月に発足したGalaxy Digitalのマイニング新ユニットであるGalaxy DigitalMiningは、新たに設立された独自マイニング事業を担当し、フィデリティの元マイニング事業部長であるアマンダ・ファビアーノ(Amanda Fabiano)氏が担当する。
Galaxy Digital Miningはマイニングのためのワンストップの金融サービスプラットフォームとして機能し、既存のビジネスラインを、貸付、投資、リスク管理サービスなど、マイニングおよびマイナーに焦点を当てた「MiFi」と呼ばれる金融サービスに統合。企業アドバイザリーに関する会社の専門知識を1つの傘下に集める。10月以前から開発中の同社のマイニングブランチであるGalaxyDigital Miningも、独自のマイニングオペレーションを監督し、ファビアーノ氏はマイニングオペレーションを主導していくとのことだ。
ファビアーノ氏は声明の中で、次の様に語った。
ビットコインマイニングはビットコインネットワークの基盤です。自分たちでマイニングすることで、深く理解し、解決できます。マイナーの経済的ニーズのため、同時に業界の強さ、ひいてはビットコインネットワークの強さを強化します。
また、今回の発表にともない、ギャラクシーの共同社長、クリスフェラーロ(Chris Ferraro)会長は次の様に述べた。
2年間、このセクターを一貫して献身的にカバーすることで、提案されたすべての主要プロジェクトをレビューする機会があり、オペレーターと機器プロバイダーを資本と結び付けることができます。今後、マイニングプロジェクトの資金調達、機器の資金調達、デジタル資産支援の資金調達、およびギャラクシーデジタルトレーディングの機能を利用するマイニングオペレーターと投資家のための作業資本の最適化とヘッジソリューションにおける主要な機会を提供していく。
なお、ギャラクシー株は過去3カ月でほぼ倍増しており、1月15日15時時点の株価は10.68ドル、約1,100円前後で取引されている。