仮想通貨取引所フォビ・ジャパン、Huobi Token(HT)の上場予定を発表

仮想通貨取引所フォビ・ジャパン、Huobi Token(HT)の上場予定を発表

日本の仮想通貨取引所フォビ・ジャパンは、同取引所の独自通貨であるHT(HuobiToken)を今年5月から取り扱いを開始する予定であると発表した。

現時点でフォビジャパンは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)をはじめとする計6つの仮想通貨を取り扱っており、取引所へフォビトークンの取り扱いがされた場合、日本国内で初めての事例になる。また発表では、正確な日程及び、取り扱いサービスの詳細については決定しておらず、詳細が決まり次第、フォビジャパンから正式に発表されるようだ。

・サービスタイプ:3つのサービスを提供

①販売所:手数料無料で売値と買値の2way表示画面で暗号資産の売買が可能(JPY建、BTC建)

②取引所:板取引画面を利用した暗号資産のお客様同士の売買が可能(JPY建、BTC建)

③レバレッジ取引:レバレッジ2倍で暗号資産の売買が可能(JPY建)

フォビジャパンは2019年2月、日本仮想通貨取引所ビットトレードを運営する「ビットトレード株式会社」の社名をフォビジャパン株式会社へ商号変更している。旧ビットトレード社は2018年9月、実質的支配者をTrue joyful Limited社からHuobi Japan Holding Limitedへ変更していた。

また昨年12月には、大手金融グループの東海東京フィナンシャル・ホールディングスが仮想通貨取引所フォビジャパンへ出資することを発表。明らかになった出資額は約5億円で、トークンを用いた資金調達の一種であるIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)などの新規事業展開を検討していた。

IEOの実施については明らかになっていないが、独自通貨であるフォビトークンが大きく関係することとなるだろう。実際に大手仮想通貨取引所バイナンスも、IEOにて独自通貨BNB(バイナンストークン)を使用している。