国内取引所コインチェックに元CEO和田氏が、副社長として就任
国内の大手仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)を運営するマネックスグループは10日、同取引所の創業者である和田晃一良氏を、コインチェック株式会社の副社長執行役員とする、役員の異動を決定したことが明らかにした。また、マネックスグループ株式会社執行役員は継続するとのことだ。
和田氏は、仮想通貨取引所コインチェックにて大規模なハッキング事件が発生した後、マネックスグループによって買収されていた。その後、コインチェックがマネックスグループへと完全子会社化した際に、代表取締役を辞任し、上級執行役員の役職に就任していた。
今年4月には、マネックスグループの執行役員も務めており、コインチェックはもちろん、マネックスグループへと多大な貢献をしている。
和田氏が代表取締役を務めていた時のコインチェックは、日本最大の仮想通貨取引所として飛躍していたが、ハッキング事件後は低迷。そこから仮想通貨の回復の影響もあり、2020年3月期第1四半期の決算では、初となる黒字化となっている。