メタプラネット(Metaplanet)がさらに4億円相当のビットコインを購入

メタプラネットがさらに4億円相当のビットコインを購入

現在のビットコイン(Bitcoin/BTC)価格の下落を最大限に利用し、メタプラネット(Metaplanet)は4億円または242万米ドル相当の42.47BTCを追加購入したことが明らかになった。

日本語訳:
メタプラネットが追加の42.47BTCを購入

週を追うごとに、同社はビットコインをどんどん増やしているが、興味深いのは、ビットコイン購入は、BTC価格が54,500ドル以下に暴落した際に行われている点で、同社は、ビットコイン蓄積戦略を採用することで、強力なピボットの結果、日本のMicroStrategy(マイクロストラテジー)と呼ばれている。実際、メタプラネットの戦略は、大規模なビットコイン投資で知られるMicroStrategyの戦略に似ており、MicroStrategyは現金を保有する代わりに、2020年にビットコインの購入を開始した。2024年6月までにMicroStrategyは226,331BTCを取得し、そのコストは75億3,800万ドル(約1.2兆円)、1BTCあたりの平均価格は35,158ドル(約567万円)となっている。

両社とも投資戦略の一環としてビットコインに強いコミットメントを示しており、メタプラネットのビットコイン投資は株価パフォーマンスに影響を与えている。

ビットコイン投資戦略を採用する企業の傾向

2024年4月の発表後、同社の株価は90%急騰したが、ビットコイン価格の下落に伴い25%下落しており、メタプラネットの株価は2024年6月11日に107円(0.66ドル)でピークを迎えたが、ビットコインが70,000ドル前後から60,000ドル以下に下落したため下落した。

現在、株価は80円(0.5ドル)で取引されているが、これは2024年のスタート時点と比べるとまだ344%高い水準である。同社は6月下旬、ビットコイン購入資金をさらに調達するため、10億円(626万ドル)相当の社債を発行する計画を発表。同社は英領バージン諸島に新たな子会社を設立し、ビットコイン投資戦略を拡大しており、長期的な財務戦略の一環として、仮想通貨市場での地位を強化し、ビットコインの準備金を増やすことを目的としている。ここ1カ月以上の継続的な蓄積により、同社は合計203.734BTC、総投資額20.5億円を蓄積。

一方で、MicroStrategy社のマイケル・セイラー(Michael Saylor)CEOは、ビットコインに投資するために転換社債で資金を調達することが多く、メタプラネット同様のアプローチは、ビットコインを投資戦略の重要な一部として採用する企業の傾向を浮き彫りにしている。