ビットコインが、上昇トレンドに戻ったと判断する8つの理由
昨夜のBTC/USDTは、8,900ドル近辺で高値を付けその後乱高下。Xbitでは8,800ドルにタッチしたところでロングポジションを一旦全て利食い。その後通常の1/2の数量で何度かロングポジションを取ったものの、乱高下にストップロスが掛かってしまうなどして微損を出しています。
今日以降、数日間は調整待ち。ポジションは取らないと考えています。
ビットコインの上昇トレンドが再開したと判断する理由
我々がビットコインのブルトレンドが再開したと判断している理由を説明していきます。昨夜暴騰したビットコインSV等のアルトコインには敢えて触れず、ビットコインのチャートのみでご説明したいと思います。まずは日足チャートです。
1) 典型的なヘッドアンドショルダーボトム(逆三尊)を形成している。(赤矢印)
2) 一目均衡表の雲を明確に上抜けたのは7月以降の下落相場以来初めてです(B)。昨年10月下旬の突然の暴騰ではこれを抜けるかなという期待もありましたが、ローソク足の全てが雲の上に位置した日はありませんでした(A)。
3) 10月末(A)より今回(B)の方が雲の上に至るまでの過程が良い。時間をかけて着実に売りを吸収しながら上昇している。
日足チャート
少し拡大した日足チャートを見てみましょう。
4) 昨年7月以降ずっとレジスタンスになっていた100日移動平均線を上回っている(A)。
5) 一目均衡表の先行スパンが上昇雲を形成し始めている(B)。
6) MACDが完全に上昇基調を描いている。
7) MACDの逆行。逆三尊ボトムの一度目の底よりも二度目の底(最安値)の時の方がMACDの値が高かった。
週足チャート
次に週足チャートです。
通常週足チャートは超長期のログチャートを見るのですが、今回は通常のチャートでオシレーター部分が見やすいよう拡大させてあるものを掲載します。
8) 週足MACDが上昇に転じている。
上昇トレンドを判断するためには?
以上のように比較的一般的なテクニカルインジケーターだけを見ても上昇トレンドの再開を示唆する要素は多々あります。本来ならさらに多くの要素があるのですが、全て書いてしまうと非常に長くなってしまうので、代表的なものにだけ留めておきました。
逆に下落トレンドを示唆する要素を見つけるには少しトリッキーな分析をしなくてはいけないほどです。ネットでよく例としてだされているネガティブ要素の一つとして各価格帯でのレジスタンスがありますが、今の状況下ではスイングトレードにおけるごく目先の一旦の節目という程度にしか参考になりません。
昨日、『目先のレジスタンスは8700 – 8800あたり』と書き、Xbitではそれに従い8800で一旦全てのポジションを清算したのですが、ここで上昇トレンドが変わるとは当然ながら全く考えていません。現在は次のロングポイントを待ち構えているところです。