バイナンス、ポーランド・スウェーデンの法定通貨を追加
仮想通貨取引所バイナンス(binance.com)は7日、ポーランドの法定通貨スヴォティ(PLN)とスウェーデンの法定通貨スウェーデン・クローナ(SEK)でビットコインを含む4通貨を直接購入することが可能になった。
追加された2つの法定通貨で購入することができる仮想通貨はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、バイナンスコイン(BNB)である。他の仮想通貨サポートについては発表されていないが、近い将来追加することが明記されている。
投資家やユーザーは、上記の法定通貨で仮想通貨を購入する際、バイナンスの支払い手段としてVISAカードを選択することで1分以内に購入することが可能になる。もちろん、ユーザーは法定通貨を入金する必要はない。またPLNとSEK同様に、MasterCardも近い将来追加されることが明記されており、多くのユーザーが様々な手段で仮想通貨を購入する機会が増えそうだ。
2020年、急激な戦力を繰り広げる
同取引所バイナンスのCEOは今月3日、同プラットフォームの法定通貨サポートを拡充することを発表しており、最終的には世界180カ国の法定通貨のサポートを検討している。また昨年12月までに、ロシアルーブル(RUB)やベトナムドン(VND)をはじめとする10種類の法定通貨のサポートや、日本円の追加に関する報道がされ、話題を集めている。
先日には、先物取引プラットフォームである「Binance Futures」に仮想通貨XRPとEOSを追加。XRPについては追加サポート後、24時間のXRP価格は約10%上昇しており、バイナンスの戦略が仮想通貨市場に好影響を与えている。