21Sharesがビットコイン・ゴールドETP「BOLD」をロンドン証券取引所に上場
スイスに拠点を置く金融サービス会社21Shares(21シェアーズ)は、リスク加重リバランス方式を採用したビットコイン・ゴールドETP(Bitcoin–gold ETP)「BOLD」をロンドン証券取引所に上場した。
21Sharesは、ビットコイン(Bitcoin/BTC)と金=Goldを組み込んだETP(上場投資信託)「BOLD」を2026年1月13日(火曜日)、ロンドン証券取引所に上場した。このETPは、2017年以降、ビットコイン、金、固定の50/50比率をアウトパフォームしている。英国の投資家は、規制対象の現物担保付きでビットコインと金の両方に投資でき、リスク管理された仕組みの中でビットコインと金の両方へのエクスポージャーを組み合わせた、同取引所初の商品となる。
今回の上場は、FCA(金融行動監視機構)による仮想通貨ETPに関する規則変更を受けたもので、個人投資家のアクセス拡大と英国市場における資産運用会社間の競争激化が懸念される。
ビットコインETPへの規制を撤廃をうけた動き
今回の上場は、FCAが2025年10月にプロ投資家向けのビットコインETPへの規制を撤廃し、英国市場で仮想通貨関連投資商品へのアクセスを開放するという決定を受けたものだ。
BOLDはビットコインと金を単一の現物担保型商品に統合し、ビットコインの潜在的な利益を捉えつつ、金との分散投資によってボラティリティを低減することを目指す。21Sharesによると、この商品は2022年4月のスイスでの開始から2025年末までの期間で、手数料込みで英ポンド建てで122.5%のトータルリターンを達成している。
BOLDは、固定的な50/50の配分ではなく、360日間の逆ボラティリティに基づく月次リスク加重リバランス手法を採用。同社によると、ボラティリティの低い資産のウェイトを高くすることで、ビットコインと金へのリスクエクスポージャーを均等に維持することを目指している。
BOLDは物理的な裏付けがあり、金の保管はJPモルガン、ビットコインはアンカレッジ・デジタル・バンクN.A.とコッパー・テクノロジーズ(スイス)AGが担う。
この商品は既にチューリッヒ、フランクフルト、パリ、アムステルダム、ストックホルムの取引所に上場されている。今回のロンドン上場により、規制されたビークルでデジタル資産や金へのエクスポージャーを求める機関投資家やプロフェッショナル投資家にとって、より幅広い選択肢となる。
英国の投資家にとって、BOLDは、仮想通貨を直接保有する代わりに、規制下でリスク調整された代替手段を提供する。この商品は、標準的な証券口座のほか、ISA(アイエスエー、Individual Savings Account:英国の個人貯蓄口座)やSIPP(Self-Invested Personal Pension:英国の個人年金制度)といった税制優遇制度を通じてアクセス可能だ。そのため、従来の投資枠組みの中でビットコインへの分散投資を求める人にとって魅力的な選択肢となっている。
























