FTX創設者サム・バンクマン・フリード氏、年明けにバイデン大統領から早期恩赦か

サム・バンクマン・フリード氏、早期恩赦か

イーロン・マスク(Elon Musk)氏の発言が、有罪判決を受けたFTX創設者サム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried、※以下SBFと表記)氏の早期恩赦に関する憶測を刺激している。

日本語訳:
@WallStreetMav
バイデン大統領から早期恩赦を受ける可能性があるのは誰か推測してみてください。
民主党への第2位の寄付者…

@elonmusk
これが起こらなかったらショックだ

発端は、ウォールストリート・マブが「バイデン大統領から早期恩赦を受ける可能性があるのは誰か推測してみて。民主党への第2位の寄付者だ」とツイートしたことからである。破綻した仮想通貨取引所FTXの創設者で元CEO(最高経営責任者)のSBF氏に対する大統領恩赦の可能性について憶測が高まっており、マスク氏による注目の発言は、同氏がXへの投稿でSBF氏の早期恩赦を示唆するコメントをしたことで火に油を注いだ。

2023年11月に詐欺と横領の7件で有罪判決を受けたSBF氏は現在、懲役25年の刑に服しており、裁判では、2022年11月のFTXの劇的な崩壊につながった数十億ドルの顧客資金の不正管理における彼の役割が明らかになった。

早期恩赦のうわさの裏にはバイデン氏の息子の恩赦が関与か

容疑の重大さにもかかわらず、恩赦の可能性が浮上している現在、オンラインで激しい議論がなされている。

これは主にSBF氏が民主党と関係があり、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が以前はそのような行為を避けると約束していたにもかかわらず、息子のハンター・バイデン(Hunter Biden)氏に恩赦を与えたことが背景にある。彼はFTXの崩壊前に著名な政治献金者だったため、彼の政治的つながりが彼の法的運命に関する決定に影響を与える可能性があるかどうかについて多くの人が疑問を投げかけている。

支持者らは、今年初めにSBF氏に対する6件の追加容疑が却下され、2度目の裁判の必要性がなくなったことを指摘しており、進行中のFTX騒動は、2025年1月に予定されている破産手続きを解決するには恩赦が役立つと主張する人もいる。ただし、そのような動きは危険な前例となると警告する声も聞こえている。

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