リップルの開発者プラットフォーム「Xpring」が公開

リップルの開発者プラットフォーム「Xpring」が公開

リップルの開発者プラットフォームXpringにおいて、開発者向けの新たなサイト「xpring.io」の立ち上げが発表された。xpring.ioは既存のプラットフォームの拡張機能として追加され、アカウント情報の管理、残高の表示やトランザクションの監視など、Interledger向けのプロトコル開発などを容易に行うことができる。

開発言語にはJavaScript、Python、Go、Swiftなども利用可能で、開発者は環境を問わずに開発に専念することができる。また、プレスリリースによれば、テストネットに対応したソフトウェアの開発キット(SDK)も公開されている。

「Xpring SDKでは、プラットフォームや言語などの開発環境を問わずに、開発者がアプリケーションに簡単に決済を実装できるようにすることを目指しています。」

XRP Ledgerのアップデートも発表

Xpringはリップル社の投資部門として、XRPの利用促進を目指し立ち上げられた。開発プラットフォームの提供によってアプリケーションへの実装を増やし、XRP利用をさらに促進する狙いだ。また、このタイミングでXRP Ledgerのアップデートも発表されている。これまで、ユーザーは20XRPをウォレット上に保有する必要があったが、15XRPに変更が行われている。制限が減ったことで利用促進はもちろんのこと、新たな投資家を呼び込むことにも繋がりそうだ。

投資による価格上昇の基盤を構築

XRPに限らず、仮想通貨の価格が上昇するためにはさまざまな場所で実際に使われる必要がある。Xpringのような投資部門は、こうした使われるための基盤を作るために、開発者向けのプラットフォームを提供したり、XRPを活用したプロジェクトに投資を行っている。実際にXpringは、2018年の立ち上げから約1年間で、XRPを活用したプロジェクトを手がける20以上企業や組織に約5億ドルを投資したことを報告している。こうした投資部門を持っているのはリップル社だけではない。たとえば、カルダノ(ADA)の普及促進を目指したEMURGOも、プロジェクトのアドバイスだけでなくこうした企業への投資も行っている。

今年はXRPのロックアップからの投げ売りを批判する運動が起こる一方で、XRPが普及するためにはリップル社が資金を蓄え開発や普及のために投資をする必要性があると主張する意見もあった。研究開発から実利用の促進に至るには、Xpringのような投資部門は欠かせない存在となっている。

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