バイナンス・マージン取引、最大5倍のレバレッジ取引が可能に
マルタ諸島に拠点を置く大手仮想通貨取引所、バイナンスは、仮想通貨の最大レバレッジを5倍まで設定できる調整機能を有効にした。これにより、証拠金取引のためのレバレッジを3~5倍で設定できる。
バイナンスは、BTCの先物市場(Binance Futures)を提供しており、最大125倍までレバレッジをかけることが出来る。一方マージン取引は、多数の仮想通貨でレバレッジ取引ができる違いがある。11月7日にはBNB/ETH、IOTA/BTC・USDT、19日にはMCO/USDTのトレーディングペアを追加すると発表している。これによりBinance Margin取引では、28種類の仮想通貨を取引することが出来るようになる。
ビットコインへの制度的関心が高まっており、BinanceのCEO、CZ氏はブルームバーグとのインタビューで、ビットコインや仮想通貨に対する政府の関心が高まっていると述べている。
「間違いなく、多くの関心が高まっている。規制の不確実性は依然として一部の国に影響を及ぼしていると思いますが、仮想通貨の採用に向けた競争は間違いなくあります。Binanceはこのために多くの政府と協力しており、ウクライナ政府とMOU(覚書)も締結しました。これには規制の枠組みについて助言することも含まれています。」
日本人もマージン取引の利用可
バイナンスのマージン取引は、当初日本を含む9ヶ国で利用ができない予定だった。しかし日本とカナダがこの規制から外れ、日本人も取引できるようになった。Binance先物の24時間取引ボリュームは、BitMEX、Huobi、bitFlyerに続き4番目まで成長した。様々な仮想通貨にレバレッジをかけられるマージン取引も24時間の取引量は4億USDを超えている。
マージン取引を行うには、専用の証拠金口座に資金を送金する必要があるが、興味があった方はこの機会に一度利用してみてはいかがだろうか。