コインベース(Coinbase)はシルバーゲート(Silvergate)銀行からの支払いを停止へ

CoinbaseがSilvergate銀行からの支払いを停止

米国最大の仮想通貨取引所であるCoinbase Global Inc.は、米ドルの銀行パートナーとしてSilvergate Bank(シルバーゲート銀行)との関係を断ち切ったことを発表したことが分かった。

日本語訳:
Coinbaseでは、すべてのクライアントの資金は引き続き安全で、アクセス可能で、利用可能です。最近の展開に照らして、十分な注意を払って、CoinbaseはSilvergateとの間の支払いを受け入れたり、開始したりしなくなりました。

突然の決定の背景として今後、同取引所はSilvergateのライバルであるSignature Bank(シグネチャー銀行)との間で現金取引を行う予定とのこと。今回の発覚は、当NEXTMONEYの特集記事「シルバーゲート(Silvergate)は資本不足の可能性で事業を再検討か」で報じたように、SilvergateがSEC(米国証券取引委員会)に提出した書類の中で、同社の資本が十分でない可能性があり、事業の再評価を行っていることを明らかにしたことが関係。

ステーブルコイン発行社もドル準備金の一部をSilvergate Bankで保有

Coinbaseは、Silvergate Bankとの米ドル銀行パートナーを変更することを選択しており、当社は、直ちにSignature Bankを使用して、フィアット(法定通貨)の引き出しと預金を促進する予定とのこと。

しかし、報道によると、CoinbaseはSilvergateに対する企業のエクスポージャー(リスクにさらされている金額や残高)は最小限であり、影響は名目的かそれに近いと予想されている。2022年12月時点でUSDC、GUSD、TUSDなど主要ステーブルコイン発行会社の大半が、ドル準備金の一部をSilvergate Bankで保有している。実際、仮想通貨取引所FTXの破綻は、フィンテック銀行の下降スパイラルの始まりとなっており、DOJ(米国司法省)は現在、FTXの破綻に果たした役割について、Silvergateに対して調査を進めている。同銀行は、仮想通貨に特化した企業を多く顧客に持つことから仮想通貨銀行と呼ばれていた。

現在進行中の調査とパートナーシップの解消の結果、Silvergate Bankは現在市場で最もショートしている企業の1つとなり、金融業規制機構が提供するデータによると、1月末時点で、ショートポジションはSilvergateの株式の72%以上を占めているとのこと。これまでSilvergateは、FTX騒動で投資家が資本を引き揚げたため、2022年の第4四半期に10億ドル(約1,367億円)の損失を計上。これらの事象が、財務諸表発行後12カ月間、継続企業として継続する能力に与える影響を評価している。

同社はSECへの提出書類で、年次報告書の提出ができなくなると述べ、さらに提出期限を3月16日に延長。Silvergateは2023年に借入金を返済するため、追加で借入金を売却したことを提出書類で言及したとのことだ。

シルバーゲート(Silvergate)は資本不足の可能性で事業を再検討か

2023.03.02