コインベース、デビットカードで仮想通貨XRPが購入可能に|計5通貨に対応
コインベースが発行しているデビットカードで、XRP(リップル)を含めた新たに5つの通貨で決済が行えるようになった。今週木曜日にコインベースが発表したところによると、決済に対応した通貨は、BAT、REP、XRP、ZRX、XLMとなっている。コインベースのデビットカードは今年の初め頃に発行され、BTC、ETH、LTC、BCHなど、代表的な通貨に対応していた。コインベース人気の高まりに伴い、カードの発行数自体も増加傾向にある。
今回XRPがサポートされたことで、コインベースのデビットカードはテザーを除く時価総額トップ5のすべての通貨に対応したことになる。また、XRPと共に追加されたXLMは、ここ最近では国内取引所コインチェックに上場することでも話題を集めた。どちらの通貨も国際送金の課題解決を目指しており、大手企業との提携も盛んで、世界的に普及する可能性がある。
コインベースUKのマーケティング部長であるJD Millwood氏は、新たな通貨の追加に関して、デビットカードの需要が増加することを見込んでのことだったと述べている。
「今年始めにデビットカードが発売されて以来、コインベースを利用する数万人のユーザーが手軽で簡単に仮想通貨で決済ができるようになりました。クリスマスシーズンが近くなれば、デビットカードの需要はますます高まることでしょう。」
新たに欧州10カ国も利用可能に
新たな通貨のサポートと合わせて、コインベースのデビットカードを利用できる国も増えた。新しく利用できるようになったのは欧州10カ国で、ブルガリア、クロアチア、デンマーク、ハンガリー、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、ポーランド、ルーマニア、スウェーデンとなる。これにより、合計29カ国でデビットカードが利用できることになった。
コインベースのデビットカードについて
コインベースのデビットカードは、アカウントと紐付いている。保有している仮想通貨を、カードを介して決済に利用することが可能だ。また、カードを使って、ATMから法定通貨を引き出すこともできる。モバイルアプリも提供されており、利便性も高いことから、今後ますます人気が高まりそうだ。
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