「BTCよりもFacebookコイン」|フェイスブック発行の仮想通貨に「約18%」が注目=LendEDU調査
学生や個人ローン、クレジットカード、金融商品についてユーザーが学習し、比較するできるwebサイトを提供するLendEDU社は16日、同社の調査を通じて既存で流通している仮想通貨ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などよりも、フェイスブックが提供する仮想通貨(トークン)に期待していることが明らかになった。
世界中の人々に知られるSNSであるフェイスブックは現在、独自の仮想通貨を発表する可能性が浮上している。
今月2日には、米経済誌ウォールストリート・ジャーナルは、フェイスブックが支払い用の独自通貨の立ち上げ支援ために、数十社の金融企業やオンラインショップを募集していると報道し、フェイスブックコインの誕生が現実味を帯びてきている。
そしてビットコインをはじめとする仮想通貨市場は現在、急激な価格の上昇を記録し、BTCについてはわずか2週間で約28%以上の上昇率を記録し、その価格は約800,000円まで上昇している。
LendEDU社の調査結果
LendEDU社は1,000人を超える成人のアメリカ人に対象に照査を実施し、6つの質問に対して「はい、いいえ、どちらでもない」と言う選択肢で回答を募った。
(Q1)ビットコイン、イーサリアム、リップルなどの仮想通貨に投資しましたか?
- はい:7%
- いいえ:91%
- 言いたくない:2%
(Q2)フェイスブックはユーザーがお互いに送信したり、フェイスブックやインターネットを介して支払いを行うために使用できる独自の仮想通貨に取り組んでいるという報告があります。仮想通貨はフェイスブックマーケットで商品を売買するためにも使用できます。このようなフェイスブックが発行する仮想通貨に投資することに興味はありますか?
- はい:18%
(Q1に「はい」と答えた回答者の59%がこの質問に「はい」と答えた。)
(Q1に「いいえ」と答えた回答者の15%がこの質問に「はい」と答えた。) - いいえ:64%
(Q1に「はい」と答えた回答者の30%がこの質問に「いいえ」と答えた。)
(Q1に「いいえ」と答えた回答者の67%もこの質問に「いいえ」と答えた。) - よく分からない:18%
(Q1に「はい」と答えた回答者の11%がこの質問に「わからない」と答えた。)
(Q1に「いいえ」と答えた回答者の18%が、「この質問に対して」と答えた。)
これ以外の調査においても「フェイスブックが独自の仮想通貨を発行することは、あなたを投資するきっかけとなりますか?」と言う質問に対して全体の57%が「はい」と回答。
さらには「フェイスブックが発行する仮想通貨を使用して商品を売買することができれば、これまでより市場を使用しますか?」という質問に対して65%のユーザーが「はい」と回答している。
この調査では、全体の約7%が仮想通貨自体に参加したことがあると回答したが、フェイスブックが発行する仮想通貨が誕生すれば調査対象者全体の約18%が購入する意思があるようであり、フェイスブックというブランド力は、仮想通貨市場へと好影響を与える可能性が十分にあるだろう。