国内最大のゲーム情報メディア「GameWith」が、ブロックチェーンTCG「クリプトスペルズ」への出資を公表
国内最大のゲーム情報メディア「GameWith」が、人気ブロックチェーンTCG「クリプトスペルズ」を手掛けるCryptoGames株式会社へ出資していたことが、5月期決算報告書で明らかとなった。
【お知らせ】
株式会社Gamewithからの出資の公表及び、
2019年5月期 決算説明資料に弊社ブロックチェーンゲーム 「クリプトスペルズ」が掲載されました。https://t.co/2ijmLxKoro pic.twitter.com/1j6CejiZBr— CryptoGames Inc. /クリプトゲームス株式会社 (@CryptoGamesinc) July 10, 2019
GameWithは、ゲーム攻略、ゲーム紹介、YouTube動画配信などを通じ圧倒的なユーザーアクセスを誇り、現在は減少傾向にあるものの2019年5月期第4四半期で5.5億PVと報告されている。
また、GameWithはゲーム情報の発信のみにとどまらず、自社でのeスポーツチーム運営や、ブロックチェーンゲーム「EGGRYPTO(エグリプト)」の開発など、ゲーム業界において多方面に事業展開している。
出資を受けたクリプトスペルズは、今年の6月25日に正式リリースおよびクラウドセールを開始し、リリース初日でゲーム内通貨「SPL」の売上高累計が600ETHを超えるなど、大きな注目を集めている。
ゲーム業界において多大な影響力を誇るGameWithからの出資は、ブロックチェーンゲームの市場拡大にとっては大きな前進である。
現在のブロックチェーンゲーム市場はまだまだ未開拓な市場であるが、更なる発展の余地がある市場でもある。
既存のブロックチェーンゲームゲームは、ゲーム性とブロックチェーンの利点を上手く調和できているとは言い難いだろう。どちらかといえば、ブロックチェーン(資産価値)に比重を置きゲーム性に欠いているものが多いと言える。
ブロックチェーンファンは興味を示すかもしれないが、ゲーム性を欠いていては純粋なゲーマーには見向きもされないだろう。
ブロックチェーンゲーム市場の拡大のためには、純粋なゲーマーの参入は必要不可欠である。
「ゲーム性とブロックチェーンのバランス」が今後の大きな課題となってくるのではないだろうか。