ジャスティン・ビーバー、1億2000万人のインスタへ仮想通貨XRP(リップル)を投稿
米人気歌手のジャスティン・ビーバーが、自身のインスタグラムのストーリー上に仮想通貨XRPに関連した動画を投稿した。ストーリーはインスタグラムの投稿フォーマットの1つで、24時間で動画が自然消滅する機能がある。ジャスティン・ビーバーのインスタグラムには、約1億2000万人のフォロワーがおり、その影響力は非常に大きい。
インスタグラムに投稿された動画は、ジャスティン・ビーバーが世界中を走り回る内容となっている。その中の1つのシーンに、XRPのチャート上を走り抜けていく姿が映し出されていた。一部ユーザーからは、リップルが世界の金融インフラとして機能することを示唆しているなど推測が出ているが、どのような意図で投稿されたのかなど、真偽のほどは定かではない。
ジャスティン・ビーバーとXRP(リップル)の関係性
ジャスティン・ビーバーを発掘した音楽プロデューサーであるスクーター・ブラウン氏は、リップル社と深いつながりを持っている。ブラウン氏は音楽業界では有名な人物であり、米人気女性歌手であるアリアナ・グランデのマネージメントを行っていた経歴もある。
今年7月には、リップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏や幹部陣とブラウン氏がミーティングを行っている画像を、ブラウン氏が自身のツイッター上に投稿している。ブラウン氏は、「SB Projects」という事業を手がけており、音楽に関連したコンテンツ管理、アーティストの新たなマネタイズを模索するといった内容を中心に事業を展開している。
SB Projectsには、リップル社の投資部門であるXpringが投資をしていることでも有名だ。Xpringはリップル社が発行するXRPや、その台帳技術を使ったプロジェクトに対して、出資や運営のためのサポートを行っている。こうした点を踏まえると、ジャスティン・ビーバーのインスタグラムへのリップル動画投稿の裏にも、ブラウン氏の思惑が少なからずありそうだ。
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