Foxconn創設者、「台湾はフェイスブックの仮想通貨リブラを導入すべき」

Foxconn創設者、「台湾はフェイスブックの仮想通貨リブラを導入すべき」

台湾で最も裕福な男性であり、かつて大統領候補でもあったFoxconnの創設者Terry Gou(テリー・ゴウ)氏は、世界各国から注目されているフェイスブックの仮想通貨リブラについて「台湾は、他の政府のような独自通貨を発行するのではなく、仮想通貨Libra(リブラ)を受け入れることによって、国際的な金融としての地位を高めることができる」とコメント。10月3日に台湾で開催された台湾技術協会の年次総会にて、仮想通貨リブラを導入することについて前向きな発言をした。

「Zuckerberg(フェイスブックCEO)をよく知っているし、将来Libraを台湾に持ち込めることを願っている。」

フェイスブックが構想する仮想通貨リブラは今月、ホワイトペーパーの発表時、運営および発行団体であるリブラ協会へ参加していると発表されていたVisa(ビザ)、Mastercard(マスターカード)をはじめとする計5社が、リブラ協会から脱退すると報道された。その後、21社の大手企業がリブラ協会へと正式加盟し、リブラ協会のエグゼクティブチームメンバーも任命されたと発表されたが、雲行きは芳しくない状態だ。

そんな発行すら危うい状態の、仮想通貨リブラについてテリー・ゴウ氏は、台湾へと仮想通貨リブラを招待したいようである。

リブラ協会、21社が正式加盟|まもなく本格始動へ

2019.10.16

Libra(リブラ)システムと、中国の独自通貨のシステムを収束する

さらに驚くことに、台湾へ仮想通貨リブラを導入したあかつきには、現在、中国政府が発行を予定する独自の仮想通貨と、フェイスブックの仮想通貨リブラのシステムを「収束することができる」と大胆発言をした。

「中国本土は、リブラを受け入れず、独自の仮想通貨を構築しないことを決定しました。2つの別個のシステムが収束する場所になることができるので、台湾にとって大きなチャンスを生み出します。」

また、これらの仮想通貨の導入から、実ビジネスへの発展についても具体的な施策案を発言しており、「台湾の規制当局が、分散型金融技術の発展のために、法制度を確立する必要がある。」と発言。さらには、「フィンテックプロジェクトはFoxconnが活動する半導体および暗号ビジネスに、利益をもたらす可能性がある」と主張し、実現のためには台湾規制当局の協力が必要であると述べている。

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