ApplePay副社長、「それは(仮想通貨)興味深く、長期的な興味深い可能性がある。」

ApplePay副社長、「それは(仮想通貨)興味深く、長期的な興味深い可能性がある。」

Apple社の決済サービス「Apple Pay」の副社長であるJennifer Bailey氏は、海外メディアCCNの最高経営責任者であるChristine Romans氏に対して「それは(仮想通貨)興味深いと思います。長期的な興味深い可能性があると思います。」と発言してことが、同メディアの報道によって明らかになった。

世界的な大企業であるApple社はこれまで、仮想通貨はもちろん、ブロックチェーンに関するコメントを控えており、仮想通貨市場そのものに関与してこなかった。そんななか今回、決済として機能することが予想される仮想通貨について、「Apple Pay」の副社長が事実上初となる発言となる。

しかし、Apple社の共同設立者であり、天才エンジニアでもあるSteve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏は兼ねてから仮想通貨について様々なコメントおよび、興味を持っている。同士は最近、省エネ企業「EFFORCE(エフォース)」に出資し、マルタ島にブロックチーン関連企業を共同設立したことを発表している。だが、このニュースはApple社としてではなく、Wozniak氏の個人の発言である。

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2019.07.22

FacebookのLibraについて言及

この発言は、CNN BusinessのイベントシリーズThe Tableにて、ペイメント市場の将来と、Apple Pay、Apple Cardの役割についての議論の一環として今回の発言が明らかになった。

そしてペイメント市場と、仮想通貨の関係性には、大手SNSを提供するFacebookのLibra(リブラ)が切っても切れない縁となる。Wedbush Securities社のアナリストであるDan Ives氏は、このトピックについて次のようにコメントしている。

「もしAppleがこの(Facebookと同じ)道を進んだなら、これは暗号化の分野での主要なショットになるでしょう。Appleが戦略的に焦点を当てている場所を考えると、今後数年間で消費者のさらなる収益化を目指すという観点から、暗号化への移行は理にかなっています。」

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