米国投資家は、仮想通貨取引所Bitfinexで禁止されているトークンを購入している

米国投資家は、仮想通貨取引所Bitfinexで禁止されているトークンを購入している

今回Bitfinexで取引を禁止されているLEOトークンを米国投資家が間接的に手に入れているとの噂が流れている

LEOトークンを投資したのはシアトルに本拠を置くArrington XRP Capitalと、ロサンゼルスに本拠を置くArcaであるとされている。

香港の仮想通貨取引所Bitfinexは、米国の居住者や事業者向けのトークン販売を禁止する方針を示していたが、これら2つの投資運用会社は、第三者からトークンを購入したと話しているようだ。

Arcaの最高投資責任者ジェフ・ドーマン氏は今月、会社がLEOに投資したことをツイートしたが、Arcaは合法的に第三者を通じてLEOトークンを入手した」と述べている

LEOトークンをめぐってはニューヨーク司法長官室との進行中の係争で、Bitfinexが2019年前半にニューヨーク州の事業者にLEOトークンを提供していたと指摘された。

これに対しBitfinexの弁護士スチュアート・ホーグナー氏は文書において”LEOトークンは一般には解放されず、米国の顧客や米国に居住する株主にも提供されなかった。またLEOトークンは、いかなる米国人もBitfinexのプラットフォーム上で取引できない。”としている。

そのためBitfinexのスポークスマンはコインデスクに対して米国の居住者は誰一人LEOトークンを購入できないと信じていると語っていた。

7月29日にはNY州最高裁判所でBitfinexとニューヨーク州検事総長事務所の聴聞会が予定されているため行方が気になるところである。