米取引所Poloniexはアップグレードのため、仮想通貨XRPの入出金を一時停止
米国に本拠を置く仮想通貨取引所Poloniex(ポロニエックス)は6日、同社の公式Twitterにて、仮想通貨リップルのXRPウォレットのアップグレードを発表。これに伴い、同プラットフォームのXRPの入出金が数時間、一時停止となる。
On Monday, we will be upgrading our #XRP wallets in order to introduce an enhanced user experience.
Trading will be unaffected but deposits and withdrawals will be suspended during maintenance. We expect maintenance to begin around 15:15 UTC and last several hours.
— Poloniex Exchange (@Poloniex) September 5, 2019
アップグレードを実施する際にXRPウォレットは、メンテナンス状態となるため、Poloniexに仮想通貨XRPを保管してるユーザーは注意が必要だ。また、メンテナンスは日本時間の9月7日(土) 00:15に予定しているという。
アップグレードの詳細
今回のアップデートでは、新規のXRPウォレットを作成する際に、これまで必要であった基本予備預金(20XRP)が必要なくなり、入金確認が12から2へと減少。さらには、入出金にかかる時間が20分から15秒に大幅に短縮される。
このアップデートによって、新規のXRPユーザーを獲得することが容易となり、ウォレットを作成するユーザーの手間を削減する事が可能となる。
Poloniexの動き
取引所Poloniexは今年8月、同プラットフォームの資産リストから合計23の取引ペアを削除検討をしていることが明らかになった。この判断は取引ペアの取引量が非常に少ないと判断し、それらを維持する価値がないからということである。
奇妙なことに、どの取引ペアもビットコインとペアリングされておらず、それらはすべて、Monero(XMR)、Ethereum(ETH)、Tether(USDT)、およびUSD Coin(USDC)に対して取引されている通貨であった。