「中国もフェイスブック仮想通貨“リブラ”と同じ、事業を遂行することができる」=Huawei社CEO
中国を拠点に置く大手通信機器メーカであるHuawei(ファーウェイ)のCEOは、先月発表されたフェイスブックの仮想通貨「Libra(リブラ)」に関して「(中国も)同様の事業を遂行する能力を持っている。」と述べたことが、イタリアのメディアL’economiaのインタビューにて明らかになった。
最高経営責任者(CEO)のRen Zhengfei氏は、リブラについて「中国はそのような事業(リブラ)を遂行する能力を持っている」と述べ、米国の世界的覇権や、フェイスブックによる国際通貨としての考えについて、次のように答えたようだ。
「中国でさえそのような通貨を発行することができます、なぜ天秤座を待っていますか?国家の強さは、インターネット企業の強さよりも大きいのです。」
中国国内では、フェイスブックの仮想通貨に感して様々な考えがあるようだ。先月8日には、北京大学で行われた会議において、中国人民銀行調査局のWang Xin局長は「中央銀行は独自の仮想通貨計画を強化するべきだ」と発言。
この発言のきっかけとなったのが、今回のRen Zhengfei氏の発言同様、2020年にリブラの発行を予定しているフェイスブックの影響である。
中国国内では「脱米ドル」を掲げてられており、フェイスブックの仮想通貨リブラは監視される対象のプロジェクトおよび、通貨となっている。