仮想通貨は暴落するも、ビットコインの実現時価総額は過去最高額を更新

仮想通貨は暴落するも、ビットコインの実現時価総額は過去最高額を更新

仮想通貨の代名詞であるビットコインは今月、破壊的な暴落を引き起こしており、約1ヶ月のBTC価格は「約39%」の下落率を記録している状況だ。
しかし、ビットコイン価格は下落トレンドへと突入しているにも関わらず、ビットコインの実現時価総額が過去最高額を更新した。

coinmetricsより画像引用

現時点のビットコインの時価総額は、CoinMarketCapで1,690億ドル(約182,310億円)まで上昇。
また、仮想通貨市場とネットワークデータを提供するcoinmetricsのチャートでは、934億5000万ドルまで実現時価総額が上昇し、過去最高額を更新していることが見て分かる。

「時価総額はBitcoinネットワークに偏った価値を与えます。伝統的な株式の分野から借りて、実現時価総額は流通しているすべてのコインの価格に、コインが最後に取引された価格を掛けたものです。
時価総額にはいくつかの欠陥があります。紛失した、回収不可能な、関連する取引手数料を下回る価値のある、または単にシェイクできない保有者が保有している大量のコインは、依然として暗号資産の資本化に影響を与えます。」

ビットコインの価格暴落については先月末からビットコインをはじめとする仮想通貨全体の価格が下落している。
今月10日には、ワシントンで行われた米国下院金融委員会の「金融政策と経済状況」にて、ジェローム・パウエルFRB議長が「(深刻な懸念が解消されるまでFacebookのLibraが)先に進むことはできない」と発言。
さらには、米国大統領ドナルド・トランプ氏が、仮想通貨について「私はビットコインやその他の仮想通貨のファンではありません」と発言。仮想通貨にとっては大きなダメージとなった。

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トランプ大統領が仮想通貨を批判|「ビットコインや仮想通貨“Libra”のファンではない。」

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また16日、米上院銀行委員会によって開催されたフェイスブックのリブラに関する公聴会では、共和・民主両党の上院議員から仮想通貨リブラに対して、厳しい指摘や発言が飛び交い、仮想通貨リブラの疑問や懸念点が浮き彫りになったことから、24時間で13%の下落率を記録している。

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