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ジャック・ドーシー氏がビットコインベースのWeb5を発表

ジャックドーシー氏がWeb2とWeb3を組み合わせたWeb5を発表

ジャック・ドーシー（Jack Dorsey）氏率いるBlock（旧社名：Square）のビットコイン事業部門の一つであるTBDは、中央集権的なインターネットWeb2と、Web3と呼ばれる分散型インターネットを組み合わせたWeb5というWebプラットフォームを発表したことが明らかになった。

日本語訳：
これはおそらくインターネットへの私たちの最も重要な貢献になるでしょう。チームを誇りに思っています。

ドーシー氏はTwitter上で、新しい仮想通貨プロジェクトである「Web5: The Decentralized Web Platform」を発表。TBD公式サイトによると、Web5は余分な分散型ウェブプラットフォームで、ユーザーに自分のアイデンティティと自分のデータに対するパワーを提供。また、この分散型ウェブプラットフォームは、TBDのように公共財として運営されるとのことだが、新プロジェクトはまだオープンソースの開発中であり、正式なリリース日は決まっていない。

Web3を利用した金銭的利益を得る現状を非難するジャック・ドーシー

ドーシー氏はWeb5プラットフォームを作る理由について、Web3製品の分散性と、実際に利益を得ているのは誰なのかを疑問視し、Web3を利用して物語を作り、金銭的な利益を得ている現状を非難しているとのこと。

具体的にWeb5はDIF（※データベースソフトで主に使われているファイル交換用フォーマット）の分散型ウェブノード（DWN）技術（※メッセージを送信しデータを保存するメカニズム）を利用し、与えられたDID（Decentralized Identity=分散型ID）内のデータの位置を特定するために使用される予定とのこと。ドーシー氏は公式発表の中で次のように語っている。

Web5は、分散化されたアイデンティティとデータストレージをアプリケーションに提供します。これにより、開発者は楽しいユーザー体験の創造に集中することができ、同時にデータとアイデンティティの所有権を個人に戻すことができます。

つまり、一人のユーザーがアプリに権限を付与し、第三者企業を介さずに自分のデータを管理することができるようになるほか、ユーザーはアプリのロックを解除するだけで、常に自分のデータを持ち歩くことができるため、長いパスワードを覚える必要がなくなる。そのため、ソーシャルメディアや音楽アプリの間を移動する際、プロフィールやプレイリストを新たに作成する必要がなくなり、アプリはユーザーの分散型ウェブノードに接続するだけで、必要な情報をすべて見つけることができるようになるという。実際、ドーシー氏にとって、Web3は本当の意味での分散型ではなく、ユーザーによって所有されているわけでもなく、様々なベンチャーキャピタルやリミテッドパートナーによって所有されているのだと主張している。

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