YugaLabs共同創設者がTwitterへの攻撃の可能性について警鐘を鳴らす

YugaLabsの共同創設者がTwitter内部関係者による攻撃に警告

YugaLabsの共同創設者ゴードン・ゴナー(Gordon Goner、※仮名)氏は、Twitterの内部関係者がソーシャルメディアアカウントのセキュリティを回避するのに役立つという「信頼できる情報」を受け取った後、攻撃の可能性について警告した事が分かった。

日本語訳:
Twitterの内部ソースを使用してセキュリティを回避し、ソーシャルメディアアカウントがまもなく攻撃される可能性があるという信頼できる情報を受け取りました。
驚きのミントはありません。これまで。

BAYC(Bored Ape Yacht Club)やOtherside(アザーサイド)など、人気NFT(非代替性トークン)のいくつかのNFTプロジェクトを抱えるYuga Labsは、ソーシャルメディアアカウントに対する間もなく発生すると予想されている組織化された攻撃に関する情報を受け取った後、セキュリティのためにTwitterに積極的にアプローチした。

ゴナー氏は、コミュニティに警告した直後、Twitterの担当者は既存のセキュリティを強化するだけでなく、アカウントのアクティビティを積極的な監視を開始。その間同氏は、投資家に対して攻撃者が犠牲者を誘惑するために使用する一般的な方法であるサプライズミントを決して実施しないことを通知している。

6月5日(日曜日)、攻撃者はなんとかYugaLabsのBAYCおよびOtherSideDiscordグループに侵入し、SlowMistチームによる分析によると、攻撃者は当時約246,000ドル(約3,300万円)相当にあたる145ETH(イーサリアム:Ethereum)を奪取している

ハッカーは絶えずBAYCを狙っていた

ゴナー氏がYugaLabとBAYCのソーシャルメディアアカウントへの攻撃の可能性を発表したのは、DiscordアカウントとInstagramアカウントへの絶え間ない攻撃を背景にしている事に起因する。

さらに、6月5日の攻撃よりさかのぼる事2カ月前、4月下にBAYCのInstagramアカウントがハッキングされ、数十のNFTが盗まれている。BAYCコミュニティは、違反中に少なくとも280万ドル(約3億8,000万円)相当にあたる91NFTを失ったと報告されている。