仮想通貨ウェーブスのCEO、「WAVESの買い戻し計画」を示唆
現在、時価総額47位に位置する仮想通貨Waves(ウェーブス)は7日、市場の流通している同通貨について「買い戻しを検討している」発表し、市場のユーザーに対してアンケートを実施した。
Shall we announce a $waves buyback?
— Sasha Ivanov (@sasha35625) 2019年7月5日
アンケートを実施したのは同通貨およびプラットフォームを提供するWavesのCEOであるSasha Ivanov氏であり、現時点のアンケート内容結果は「賛成:69%、反対:31%」となっている。
また発表を受けてWAVESの価格は、わずか1日で22%近い上昇率を記録しており、期待していることが価格に現れている。
買い戻し計画について正式な発表はされていないものの、同CEOの今回の発言では実現する可能性が高いと思われる。実際に最近の仮想通貨市場では買い戻しを発表する仮想通貨プロジェクトが多く、仮想通貨TRON(トロン)や、Vechain(ヴェチェイン)もそのうちの一つである。
仮想通貨TRON(トロン)の買い戻し計画については、創設者であるジャスティン・サン氏は25日、コミュニティに向けたライブストリーム配信にて「2000万ドル(約22億円)相当のTRXトークン買い戻しプラン」と「2020年のTRX保有プラン」の2つのプランを開始すると発表している
ウェーブス(Waves/WAVES)とは?
wavesは2016年に最も大きな金額を集めたICOプロジェクトであり、開発はロシアを拠点に行われている。2017年7月には、ロシアの中央証券保管庫である「NSD(National Settlement Depository)」と提携している。
プラットフォームは、非常に簡単に独自トークンを発行することができ、企業並みの資金力がなくても個人が少額の投資でトークンを発行し、このシステムは「カスタムアプリケーショントークン(CAT)」と呼ばれている。