Huobi.com(旧HBUS)が新たにXRPの上場を決定
Huobiグループが米国で展開している仮想通貨取引サービス「Huobi.com(旧HBUS)」にXRP(リップル)が上場されることが明らかとなった。Huobiの公式サイトで4月18日に公表された。
※Huobiグループは、マイニングセクター「Huobi Mining」やウォレットセクター「Huobi Wallet」、更にはブロックチェーン研究・開発セクター「Huobi Lab」を運営するなど、仮想通貨事業を幅広く展開しており、同分野においては、大きな存在感を示している。
公表された時点から、XRPの入金受付が開始され、4月19日正午(米国時間)から出金や取引の開始がなされる。「XRP / USD」「XRP / BTC」「XRP / USDT」の取引が可能となるようだ。
XRPに関する話題は最近増えている。
Google Chromeの拡張機能として、「XRP Tip Bpt」を活用するMoney Messagesが公開されたことや、Skypeで「XRP Tip Bot」の導入される可能性が浮上するなど、大手企業がXRPを活用したサービスを展開する様子が度々話題となる。
※XRP Tip Botは、Rippleが後援するXRPLラボが開発した「投げ銭」サービス。SNS上でXRPの少額送金が可能となるなど、現在注目を集めている。
また、英銀行「Euro Exim Bank」が国際送金に「xRapid」を利用していることが明らかとなり、銀行初となるこの試みに大きな注目が集まった。RippleもxRapidの機能拡張や利用範囲の拡大に積極的な姿勢を見せている。
※xRapidは、Rippkeが提供するクロスボーダー送金・決済に関するソリューション。XRPを利用した低コスト送金・決済の実現を目指している。
話題性が高まっているXRPの上場は、ユーザーの要望を一早く反映しようとする姿勢も感じられる。
HBUSでは、2月にも新規銘柄の上場がなされているが、この一連の流れは、さらなる取引高の上昇につながることとなるのか。
※Steem(STEEM)、Monero(XMR)およびStellar(XLM)の上場が2月21日に公表された。
Huobi japanは既にXRPを上場している
Hupbi JapanはHuobiグループが日本での事業展開を目指して運営する仮想通貨取引所だ。
2018年12月31日にHuobi Globalの日本移住者向けの仮想通貨取引サービスが終了した。
その後、2019年1月にHuobiグループは日本国内における仮想通貨交換業者の資格をもつビットトレードを買収、2月からその商号を「Huobi Japan」に変更して、日本国内における事業展開の基盤を固めた。
Huobi Japanでは既にXRPは上場されており、「XRP/JPY」「XRP/BTC」の取引が可能だが、「XRP/USDT」の取引については提供されていない。
また、Huobi GlobalでもXRPの上場は既になされており、「XRP/BTC」「XRP/USDT」の取引が可能となっている。