仮想通貨Steemのインフルエンサープラットフォーム「Steemhunt」、第3回目となるIEOを開始
仮想通貨業界ではICO(イニシャルコインオファリング)に変わる、新たな資金調達方法としてIEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)が注目されています。
その中で、取引所プラットフォームとしてIEOを行うような携帯とは異なるが、インフルエンサーのためのコミュニティベースプラットフォームを基盤に、仮想通貨Steem(スチーム)はIEOを展開しています。
Steemとは
Steemは世界で初めての分散型メディアプラットフォームであり、SNSに記事を投稿すると報酬が貰えるという画期的なアイデアで、世界中から注目を集めた仮想通貨プロジェクトです。
ユーザーが自由に記事をアップすることができるSteemプラットフォームでは独自通貨のSteemは2016年、Dan Larimer(ダン・ラリマー)が開発したアルトコインであり、BitSharesのベースとなっている「Graphene」というエンジンがベースになっています。
プラットフォームである「steemit.com」は、実際に誰でもユーザー登録をすることで、登録しているユーザーへと記事の投稿や閲覧を自由に操作することができます。
インフルエンサープラットフォーム「Steemhunt」
Steemhuntとは、インフルエンサーのためのコミュニティベースのプラットフォームであり、ここに登録しているユーザーはハンターと呼ばれています。このSteemhuntは、記事投稿プラットフォームである「steemit.com」とは異なり、日本で言う所のクラウドファンディングプラットフォームとジャンルがよく似ています。
このSteemhuntのユーザーであるハンターは、毎日Steemhuntプラットフォームで投稿されるアイディアや、インスピレーション、製品などを独自通貨であるHUNTトークンで割安で購入することができます。
HUNTプラットフォームは、製品メーカーが製品愛好家の力を活用できるようにするためのdAppとサードパーティサービスを提供することによって、分散型エコシステムを構築することが可能となり、コミュニティのトークンエコノミーの流れは、以下のように流れています。
- Steemhunt – 製品愛好家がクールな新製品を発見するためのランキングコミュニティ
- Reviewhunt – 早い採用者のための賞金使命をメーカーが提案するマーケティングチャネル
- Ideahunt – 早期導入者が後援者の非代替トークンを交換できるクラウドファンディングプラットフォーム
- ハンターはSteemhuntコミュニティでクールな新製品を共有/支持することでHUNTトークンを獲得
- メーカーはHUNTトークンを購入してハンターのレビューキャンペーンを実施します。ハンターは、HUNTトークンを使って割引価格で商品を購入
- ハンターは、クラウドファンディングプロジェクトの支援、NFT(非代替トークン)の取引、および発売前の製品の購入にHUNTトークンを使用
「Steemhunt」を使用したIEO
そして今回、SteemhuntのIEOを使用し、仮想通貨取引所「Daybit」が独自通貨であるDAYトークンを販売開始しました。
このIEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)はすでに第3回目のトークンセールであり、19:00(KST)に開催。DAYトークンのみの売上を持つ最初のラウンドは20%の高いボーナス率を持つこととなります。
トークンセールでは、200STEEM以上をデポジットした最初の100人は、それぞれ1,000HUNT($ 20相当)を獲得。上位3位の預金者は、それぞれ50,000(1,000ドル相当)、30,000(600ドル相当)、20,000 HUNT(400ドル相当)を受け取ることになります。
- 日付:2019年4月1日19:00(KST)から2019年4月5日、24:00(KST)
- スワップ通貨:DAY
- 価格:HUNTあたり0.02 USD
- ボーナス率:20%
- ボーナスロックアップ期間:HUNTが正式に上場されてから60日後
また第1回目、第2回目のIEOではIDCMとPROBITのトークンを完売させており、SteemhuntのIEOプラットフォームは大きな信用を得ているようだ。