3AC創設者が「ジャスティス（Justice）」トークンを発売

3AC創設者がジャスティス（Justice）トークンを発売

破産した仮想通貨ヘッジファンド3AC（スリー・アローズ・キャピタル）の創設者であるジュー・スー（Zhu Su）氏とカイル・デイヴィス（Kyle Davies）氏は、テラフォームラボ（Terraform Labs）を告発した内部告発者を特にターゲットにした新しい「ジャスティス（Justice）」トークンの発売を発表した。

1/ Given the commencement of legal proceedings against FatManTerra by several parties, the FatManTerra Justice Token will launch this week.

It will be distributed equally between $RLB, $LUNA, $LUNC and $OX holders— 4 communities harmed by his long-term malicious disinformation.

— OPNX 🐂 (@OPNX_Official) July 30, 2023

これは、ヘッジファンドの創設者らがオープンエクスチェンジ（Open Exchange）と呼ばれる別の仮想通貨取引所を運営すると発表してからわずか2カ月余りのことだ。

3AC創設者がジャスティストークンを発売へ

オープンエクスチェンジのTwitterによると、FatManTerra Justiceトークンは8月上旬までにはに発売され、ロールビットコイン（Rollbit Coin/RLB）、テラ（Terra/LUNA）、ルナクラシック（Terra Classic/LUNC）、およびそのネイティブトークンオープンエクスチェンジトークン（Open Exchange Token/OX）の保有者に平等に分配される予定である。

匿名の仮想通貨探偵ファットマンテラは、ド・クォン（Do Kwon）氏のテラフォーム研究所の調査への関心を引き起こした主要な内部告発者であり、最終的にはブロックチェーン会社とその投資家の数名を倒産に導いた。複数当事者が FatManTerra に対して法的手続きを開始しているが、オープンエクスチェンジはこれらの正義のトークンが名誉毀損の影響を受けた人々を補償するために使用されると主張している。

ジャスティストークンの突然の発表は、仮想通貨コミュニティから広範な批判にさらされた。新しい仮想通貨のホワイトペーパーによると、ジャスティストークンは、名誉毀損の影響を受けたコミュニティに損害のコストを返すメカニズムである。ただし、トークンは本質的な価値や裏付けのない独立したミームトークンであり、最大供給量は10億と多い。