Binance Alpha(バイナンスアルファ)、スタジオジブリのミームコイン2種を上場

Binance Alphaにジブリ風ミームコインが上場

Binanceウォレット内トークン選定プラットフォームのBinance Alpha(バイナンスアルファ)は、スタジオジブリをテーマにしたミームコイン、GhiblificationとGhibliCZを上場した。

OpenAIの最新の画像生成アップデートにより、ChatGPTユーザーの手によりSNS上には世界的に大人気のスタジオジブリアニメアートスタイルで溢れ、ジブリ風のミームコインが急増。このような背景の中、コミュニティの関与度が高い初期段階のプロジェクトを強調する上場前プラットフォームBinance Alphaは、ジブリをテーマにしたミームコイン「Ghiblification(GHIBLI)」と「GhibliCZ(GHIBLICZ)」を上場。GHIBLIは50,000%以上急騰し、時価総額は3,500万ドル(約52.8億円)を超え、GHIBLICZは1,400万ドル(約21億円)を記録している。

Binance Alphaと上場の違いとは

Binance Alpha は、バイナンス・ウォレット(Binance Wallet)内のプラットフォームで、初期段階の仮想通貨プロジェクトにスポットライトを当て、コミュニティの関心が高く、成長の可能性があるトークンを上場している。

これらのトークンの一部は、メインの仮想通貨取引所Binanceへの将来的に上場検討の可能性もあるものの、保証はされていない。Binance Alpha上場と通常の同取引所への上場の主な違いは、審査のレベルと目的にあり、同取引所の創設者であるジャオ・チャンポン(趙 長鵬:Zhao Changpeng)氏は、X にジブリ画像をアップロードした後、次のように述べている。

日本語訳:
おそらく、これを試すのは私だけでしょう。PFPを変更するつもりはありません。変更すると、bluetickが再びレビューモードになります。また、現在の非ジブリPFPも気に入っています。

Binance Alpha は、上場前のプラットフォームとして機能し、取引所上場に必要な包括的なデューデリジェンス(※上場前調査)をまだ受けていない新興プロジェクトへのアクセスがユーザーに提供され、バイナンス取引所に上場されているトークンは、厳格な評価を完了している。

今なぜジブリミームなのか

OpenAIが最新の画像生成機能をリリースして以降、スタジオジブリ風画像は仮想通貨業界でトレンドになっている。

日本語訳:
これはgabeeegooohの本当に愛情のこもった作品です。ゲイブさん、おめでとうございます。素晴らしい作品です!
ライブストリーム中に生成したものは次のとおりです。

有名・著名人を含むSNSユーザーは、この機能を使用して、スタジオジブリの独特なスタイルの画像を作成している。このスタイルは、千と千尋の神隠しなどの映画で世界的にも有名なものだ。インターネット上ではこれにより、すぐにAI生成のジブリスタイルの画像で溢れ、関連するミームコインの作成と急速な評価を引き起こした。OpenAIのサム・アルトマン(Sam Altman)CEO(最高経営責任者)もこのトレンドに貢献し、モデルで生成した自像画を投稿している。

ー【追記】ー
2025年3月28日12時:APF通信の報道によると、アルトマン氏がXのプロフィール画像をジブリ風に変更したことで現在、著作権侵害の疑いに注目が集まっている。

ChatGPTの最新画像生成機能が26日(水曜日)に公開されて以降、インターネット上ではスタジオジブリ風に表現されたイーロン・マスク氏や米国のトランプ大統領の肖像、米同時多発攻撃を再現したAI生成画像などが急速に拡散。さらに、27日には米ホワイトハウスもこの流れに加わり、ジブリ風画像をXに投稿している。当初は無料提供を予定していた画像生成機能だが、予想外の大成功に当面、有料ユーザーのみに限定されることになっている。

これらの流れに対しスタジオジブリの創設者である宮崎駿監督は、AIデモンストレーションに対し、「僕はこれを自分たちの仕事につなげたいとは全然思いません。極めて何か生命に対する侮辱を感じます」と激怒しているという。

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