仮想通貨市場が春が到来しようとしているなか、ビットコインキャッシュ(BCH)を中心とした仮想通貨市場は下落トレンドに突入している。
仮想通貨マイニング業界でトップに位置する企業BITMAIN(ビットメイン)社は、今週中には雇用している従業員の約50%を解雇を予定しているようだ。さらにビットコインキャッシュ(BCH)に関する開発チーム全員をを解雇したようだ。
今回のビットメイン社の解雇が世間に知れ渡ることとなったきっかけは、カナダのモントリオールに拠点を置く企業blockstream(ブロックストリーム)の最高責任者兼、BTCC最高責任者であるSamson Mow氏のツイッター投稿によって明らかとなった。
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there’s post on Chinese Linkedin (usually very high accuracy, posted by employees themselves) saying Bitmain will start a layoff the coming week … 😳😳😳
A separate rumor said the plan is for more than 50% of its headcount ???! pic.twitter.com/b0ZSBuPX4d
— Dovey Wan 🦖 (@DoveyWan) 2018年12月23日
ツイートの内容は「ビットメインは静かに全体のコペルニクスチームを解雇しました。たった1週間のお知らせ入社したばかりの人もいます。レイオフをクリスマス前にお知らせします。」とつぶやかれた。※レイオフ(不況などの際に企業が労働者を一時的に解雇すること。)
なぜビットコインキャッシュ(BCH)の暴落に関係するのか?
執筆時点で仮想通貨市場は、ビットコインキャッシュ(BCH)を中心の大きな下落トレンドに突入している。BCHの価格は約24%以上の下落率を記録。それに伴いビットコイン(BTC)などの仮想通貨は平均10%の下落率を見せた。
今回のツイートによって解雇されたコペルニクスチームは、ビットコインキャッシュ(BCH)の開発に取り組んでいたチームであり、今回のBCHの暴落に直接的につながったと考えられている。
これついてはビットメイン社は公式の発表はしていないものの、マイニング市場の不況が到来している現在、これらの情報の信憑性は高いと考えられいる。
ビットメイン社は11月、550万ドルに相当するビットコインを含む仮想通貨をハッキングされたとして「John Doe」と呼ばれる本名不明のハッカーに対して匿名で起訴したことが明らかとなった。また、ビットメイン香港証券取引所に上場申請した際に明らかとなったビットコインキャシュ(BCH)の保有量は約100万BCHであり、仮想通貨市場全体に流通しているBCHの6%をビットメイン社が保有しているという。
ビットメイン社がもし、破綻することとなればビットコインはじめとする仮想通貨市場全体に大きなダメージを与え、大暴落することは間違えないであろう。