OperaブラウザーがWeb3での8つのブロックチェーンをサポート

Operaが8つのブロックチェーンをサポート

世界初のWeb3ネイティブブラウザーを開発するテクノロジー企業であるOperaは、8つの主要ブロックチェーンとレイヤー2ネットワーク、およびいくつかの分散型アプリをサポートすることを発表したことが明らかになった。

このアップデートのリリースによりOperaユーザーは、Operaの最新のWeb3ブラウジングおよびウォレットソリューションを通じて、これらのネットワークとDeFiを含むそのさまざまな機能にアクセスできるとのこと。また、これらの機能は、ブロックチェーンスケーリングソリューションのStarkWareが提供するプラットフォームDeversiFiを通じて実現される予定とのこと。

Operaが今回サポートするブロックチェーンには、Solana(ソラナ)、Polygon(ポリゴン)、StarkEx(スタークEx)、Ronin(ロニン)、CeloNervosIXOなどが含まれる予定とのこと。

Web3の導入を容易にしたいOpera

Operaによると今回の取り組みは、モバイルとデスクトップの両方からブラウザーにアクセスする、世界中の3億8,000万人以上のユーザーに、Web3の導入を容易にすることを目的としており、Operaは公式ブログの中で、次のように語っている。

ユーザーはPolygonやSolana dAppsの広大なエコシステムや、StarkWareを搭載したDiversiFiを介してレイヤー2 DeFiの利点にアクセスできるほか、Roninにアクセスすることで、Axiesを管理することもできます。また、低いガス代と高速トランザクションの恩恵を受けるができるでしょう。

Operaは、ブラウジング体験の一部としてこれらの機能を導入した2018年から、世界初の仮想通貨ウォレット内蔵のネイティブWeb3ブラウザーとして知られている。さらに、Operaは2022年1月初めにCrypto Browserイニシアチブを立ち上げ、幅広い分散型アプリケーションやゲーム、メタバースプラットフォームでのユーザー体験を促進するために、ブロックチェーン・プロトコルのサポートを追加している。将来的に同社はさらに多くのプロトコルを追加する予定を明らかにしている。

一方で、Web3ブラウジングに関しては、絶え間ない資金流入によりシェア獲得の動きがあり、a16z(Andreessen Horowitz=アンドリーセン・ホロウィッツ)の元パートナーであるケイティ・ハウン(Katie Haun)氏は、仮想通貨とWeb3プロジェクトに投資するため、最大の15億ドル(約1,833億円)を調達している。