イーサリアム(ETH)が毎秒100万トランザクションに向けて大きく前進|Raiden Network(ライデンネットワーク/RDN)
仮想通貨イーサリアムは送金速度の向上へと向けて大きな一歩を踏み出した。
イーサリアムプロジェクトの1つである Raiden Network(ライデンネットワーク/RDN)は22日、イーサリアム(ETH)のトークン転送を拡張するためのプロトコルである「RedEyes(レッドアイ)」の初期バージョンをイーサリアムメインネットに正常に利用可能になったことを発表した。
We are excited to announce that the alpha testing release “Red Eyes” of the Raiden Network is now live on the Ethereum mainnet! https://t.co/iJnAMn68Hp
— Raiden Network (@raiden_network) 2018年12月21日
ライデンネットワークとは
Raiden Network(ライデンネットワーク/RDN)とは、イーサリアムの機能を拡張することを目的としたオープンソースプロジェクトであり、RDNを実装することでトークンを送信する際にイーサリアムブロックチェーンを使用することなくブロックチェーンの外でデータを迅速かつ低コストで送金することが可能となる。
発表によると「RedEyes(レッドアイズ)」今回の実装は、イーサリアムメインネット上でスマートコントラクトとコアプロトコルをテストすることを目的としているようだ。
またこのプロセスのリリースの一環として、ライデンネットワークのコミュニティではバグを発見したユーザーには報酬金を払うことを発表している。
今回の発表についてライデンネットワークのプロジェクトチームは次のように述べている。
「私たちは、Ethereumメインネット上の私たちの支払いチャネルネットワークを使って、ソフトウェアをテストし、チェーン外のトークン転送を楽しんでもらえれば幸いです」と
「これは私たちが長い間取り組んできたRaiden Networkのビジョンを実現するための初期のステップであり、私たちはあなたを最初の採用者として迎え入れることを嬉しく思います。」
ライデンネットワークの実装によってイーサリアムは生まれ変わるのか?
ライデンネットワークは、ライトコイン(LTC)などに実装されているライトニングネットワークと同様に、ETHの送金をを毎秒100万トランザクションに向上するという明確な目的を持っている。
また、ライデンネットワークはイーサリアムへと実装することで永久的に存在し続け、ライトニングネットワーク以上と比べて少ないチェーン取引で運用することができ、最終的に手数料を引き下げることが可能となる。