デジタル決済企業Wirexが新たなプラットフォームを発表
デジタル決済企業として知られるWirexがプラットフォームの更新を発表した。これにより新しく10の法定通貨がプラットフォームに追加されることになる。
2月27日から欧州経済領域(EEA)内のWirex ユーザーは、無制限に店頭価格レートでの取引を取引所で可能になります。法定通貨取引向けの銀行間レートも同様にアクセスできる。
公式発表では、今回のアップデートはアジア太平洋地域とカナダに住むユーザーに対しても適用される。同ユーザーは、Wirex アカウントを彼らの法定通貨で管理することができるようになる。
Wirexの”Money Management” ページでは、プラットフォームは現在15の法定通貨に対応しており、その通貨には香港ドル・シンガポールドルやオーストラリアドルが含まれるということだ。
さらに銀行口座からの資金移動に関してもアップデートが行われ、英国を拠点に置く送金サービスSEPAやSWIFTも利用できるようになる。
発表によれば、新たなプラットフォームではわかりやす手数料体系を強調している。
2018年8月に、Wirexはイギリスの規制局から暗号資産業務を行うためのe-moneyライセンスを取得した。
コンサル企業であるGreySparkが米国ドルは暗号資産との取引に際して、最も活発に使われていると報告されており、法定通貨と暗号資産の取引が注目されていることがわかる。