取引所クリプトピア、1月のハッキング被害で総資産の「9.4%」が盗まれていたことを発表
ニュージーランドを拠点に置く仮想通貨取引所Cryptopia(クリプトピア)は27日、同取引所の公式ツイッターにて、1月にハッカーによってハッキングされた資金について「我々は、1月にハックのた影響に関する作業を続けています。現在、我々の総保有の最悪のケース 9.4%が盗まれたと計算しました。」と発言した。
クリプトピアは1月15日、悪意あるハッカーからハッキング被害を受けたことを発表。しかし、その後はハッキングに関する詳細や被害額は不明であり、クリプトピアもそれを公式で発表することはなかった。
そして27日、ハッキングに関する情報を公開。また公式ツイッターの更新では「クリプトピアの古いウォレットに資金を入れることは控えるようにしてください。」とユーザーおよび投資家へ注意喚起を行なっている。
Update:
We are continuing to work on assessing the impact incurred as a result of the hack in January. Currently, we have calculated that worst case 9.4% of our total holdings was stolen. Please keep an eye on our page for further updates today.— Cryptopia Exchange (@Cryptopia_NZ) 2019年2月27日
クリプトピアのハッキング被害
ニュージーランドの仮想通貨取引所クリプトピアは15日、公式ツイッターにて「クリプトピアは14日、取引所へのセキュリティ被害が判明し、重大な被害を受けたことが明らかになった。」と発表。
15日の発表時点では、ハッキング被害ではなくセキュリティ被害であると報告したことによって、被害額の詳細などは明らかにはならなかった。
さらに2週間後の28日、同取引所は2度目となるハッキング被害を受けていたことが明らかとなった。