米証券取引委員会(SEC)がビットコイン為替取引ファンドの審理を開始

20日、SEC(米証券取引委員会)がアメリカシカゴでオプション取引を行っているCboe BZX Exchange、Inc. (Chicago Board Options Exchange )の提出したビットコインの為替取引ファンドであるETF(上場投資信託)を受け入れるかどうかの審理を開始した。

もし承認されれば資金管理会社であるVanEckと仮想通貨関連のスタートアップ企業であるSolidXによって今年始めに提案されたビットコインETFが、Cboeによって正式に取り扱われることになる。

この審理過程の一環としてSECは、賛否問わずより多くの意見を求めている。既に1,400以上のコメントが寄せられていることをSECは発表した。

SECの幹事であるブレントフィールズ氏は、SECのような手続きを行う機関が提案された規則の変更によって発生する法的あるいは政策上の問題を現時点で考慮することは適切であると述べている。
また同氏は、提案された規則の変更に関してSECは関心のある人々の意見を求めているとも言及した。

SECはCboeによって提案されたビットコインETFの最終決定の延期を発表した。現行の規則下で来年2月まで最終決定が延期する可能性も存在する。